
長嶋茂雄記念岩名球場筆者撮影
本稿では、「長嶋茂雄記念岩名球場」誕生の経緯と、佐倉市による「球場改築予算」の策定の経過を概観します。
(前回:長嶋茂雄記念岩名球場「予算0円」の闇 ①)
「長嶋茂雄記念岩名球場」誕生の経緯岩名運動公園には、かねてから岩名運動公園野球場という名の市民球場が立地していました。この野球場の老朽化が激しく、雨漏りや柱の腐食が著しかったことから、今後も球場を存続させるならば改築が必要となりました。
さて、佐倉市は「世界的な野球人」である長嶋茂雄氏の生家があります。長嶋茂雄氏と言えば、老若男女誰もが知る日本でも屈指のスーパースターであり、「日本の誇り」です。
そのような背景から、この市民球場を、長嶋氏の名前を冠した立派な野球場として生まれ変わらせようというプロジェクトが佐倉市で立ち上がりました。
結果、本件は佐倉市議会でも審議され、2013年の6月定例会では「岩名運動公園野球場」から「長嶋茂雄記念岩名球場」に名称変更する条例案も「全会一致」で可決されました。この結果をうけ、当時の議会だよりでは、さくら会の「今後、名前にふさわしい球場にしていくことが求められる。」というコメントを確認することができます。

2013年8月1日号:広報佐倉

2013年8月1日号:佐倉市議会だより

2013年佐倉市議会だより さくら会の「会派等の意見」