ネットショップ作成サービス「BASE」を運営するBASE(ベイス)は、2022年12月期の第3四半期決算(2022年1月1日〜2022年9月30日)を11月8日に発表した。同時に、通期決算の業績予想を今回初めて発表した。


2022年12月期の第3四半期決算は以下の通り。


・売上高:70億9900万円(前年比−1.1%)
・営業利益:−11億6700万円(前年−4億9000万円)
・経常利益:−11億5300万円(前年−4億9400万円)
・親会社株主に帰属する四半期純利益:−12億1600万円(前年−4億6700万円)


2022年12月期の通期業績予想は以下の通り。


・売上高:91億3000万円 〜 94億9000万円(前年99億3100万円)
・営業利益:−23億円 〜 −21億3000万円(前年−9億7700万円)
・経常利益:−22億9000万円 〜 −21億2000万円(前年−9億6000万円)
・親会社株主に帰属する当期純利益:−23億6900万円 〜 −21億9900万円(前年−11億9400万円)


11月8日に同社は初めて業績予想を発表したが、営業損益は最大23億円の赤字になる見通しだと発表。売上高は、PAY事業がけん引しグループ全体の流通取引総額が増加する一方で、BASE事業では戦略的な手数料率の引き下げに伴う売上高の減少により、前年同期比で赤字幅が拡大する見込み。BASE事業では流通総額および売上総利益の中期的な最大化を目指し、決済手数料を従来の料金プランよりも引き下げ、サービス利用料を固定費で受け取る月額有料プランを4月18日から提供を開始した。これにより、売上高は前年同期比で減少する見込みになっている。


また、プロダクト開発およびセールス&マーケティングの体制強化に伴う人件費の増加により、販管費は前年同期比で増加すると予想。このことから、営業損失、経常損失および当期純損失の赤字幅は拡大すると見込んでいる。

文・伴野由佳/提供元・SEVENTIE TWO

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