DIY文化の浸透が最大の目的

(画像=キッズスペース、『DCSオンライン』より引用)
レジ横にはキッズスペースを設け、卵状に型どった木をたくさん入れたボールプールを設置した。木のぬくもりを感じてもらうことで、子どものうちからDIYを身近に感じてもらおうとする計らいだ。
「DCM DIY place」は、以上の取り組みによって都心居住者に向けてDIYの普及を図る。同店の今後の展開については未定で、お客の意見を聞き反応を見極めながら考えていくという。その反応次第では、既存店への波及も検討するとのことだ。
同店は売上目標を立てておらず、入場者数をKPI(重要業績評価指標)に設定している。清家氏は「売ることに注力するよりも、まずはDIY文化の浸透を目的にしたい」と述べる。
提供元・DCSオンライン
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