鬼ヶ城センター
鬼ヶ城を周遊する前に、まず始めに鬼ヶ城センターへ行きましょう!売店・お土産屋さん、レストランがあり、道の駅のような施設です。鬼ヶ城周遊では途中お手洗いがありませんので、ここでお手洗いを済ませておきましょう。お土産も熊野ならではのお土産、那智の黒石、紀伊特産の果物のお菓子やジュースなどが売っています。熊野観光においても、鬼ケ城センターは品ぞろえが良いので、お土産はここで買うことをおすすめします。
わたしは「じゃばらジュース」を買いました!じゃばらとは、和歌山県の北山村で自生していた柑橘系の果物です。名前の由来は「邪気を払う」ことからきているみたいです。なんだか、パワーがありそうですね。もちろんそのままでも食べられるのですが、強烈な酸味があるので、ジュースやお菓子にして食べるそうです。
じゃばらジュースをいざ飲んでみると、、、
「すっぱ~~~~~!ん?苦い?後味はおいしい?」という不思議な味がしました。オレンジともグレープフルーツともレモンとも違う味です。個人的には、冷やして飲むのがおすすめだと思います。
鬼ヶ城を周遊してみた!
鬼ヶ城センターを出発していざ鬼ヶ城へ!歩き始めは比較的平らなところが多く歩きやすい道です。

そしてだんだん荒々しい波と岩が姿を見せてきます。

細い歩道からスリル満点な海を見ると、うねるような波が岩に当たっては渦が巻いています。そしてだんだんと鬼の住処である岩が本性を見せてきます。

このフェンスがあるところが歩道で、ひたすら歩きます。健脚の人だと30分くらいで歩けると思いますが、筆者は足を止めてぼーっとしたり、遊んだり、なんだかんだで1時間くらいかかった気がします。周遊といっても、荒々しい岩肌は海に面した沿岸部のみです。残りの半分は、住宅街を歩いて戻ります。距離は1.5㎞で徒歩20分ほどです。タクシー案内の看板もあるので、歩けない方はタクシーをご利用ください。
復路、住宅街を歩いていると、発砲したような音が聞こえました。音がした方を見てみると、住民が大きな銃を持って山を見つめていました。その人が私たちの姿を見て、「鹿だよ、鹿をおっぱらったんだ」と教えてくれました。鬼が住むところに鹿も住んでいるのかと、ちょっとおもしろい気分になりました。

そして鬼ヶ島歩道トンネルに着きました。夕暮れだったこともあり、第一印象「怖い」でした。長さが509mだったのですが、トンネルの中では終始ビクビクしてしまいました。車が通るとき、車の音が背後からどんどん大きくなっていくあのスリルは忘れられません。トンネルを抜けると、鬼ヶ城センターが見えてきます。ここで鬼ヶ城周遊終了です。