西宮を中心に活動している「夙川座」舞台の稽古場をだれでも無料公開されているということで、見学させてもらいました〜!

夙川座とは

「夙川座」は、声楽家の浅川文恵さん(写真後列中央)と劇作家の伊佐山紫文さん(後列右から2人目)が立ち上げた舞台制作会社で、近年は親しみやすい関西弁を使った「上方ミュージカル」を上演されています。

「夙川座」のもうひとつの特徴は、手話通訳字幕を導入したバリアフリー公演!

今回はさらに「点字プログラム」も作成し、聴覚障害・視覚障害を持つ人も一緒に公演を楽しめるようになっているそうです〜!

稽古場には「チャリティ募金箱」が設置され、バリアフリー公演実施の応援をすることができます。

「夙川座」の新作・上方ミュージカル「ザザ ボーヴォワールの永遠の恋人」稽古の様子

↑今回は苦楽園口駅近くにある「越木岩公民館」での稽古におじゃまさせていただきました!

↑今回の新作公演「ザザ ボーヴォワールの永遠の恋人」は、フランスの女性哲学者・ボーヴォワールとその恋人の女性・ザザを中心に、同志の哲学者・サルトルや作家・サガンなどが登場する物語。

あらすじを読むと哲学者や作家の名前がたくさん登場して難しそう?に思いましたが…

↑なんと、猫耳!?高らかに歌い上げているのはフォスカ役のオペラ歌手・諏訪部匡司さん!ちなみに歌詞は「にゃにゃにゃ〜!」って感じです…!

↑難しいお話かな?と思ったら、こんな愉快なシーンもあるんですね〜!セリフも関西弁中心なので、関西人にとって親しみやすいミュージカルになっています。

↑バリアフリー公演なので、セリフや歌詞にはすべて手話通訳がついています!手話通訳者はただ通訳をするだけなく、舞台上で「天使」として、お芝居の中で自然に手話通訳を行っています。

各シーンで情感たっぷりにセリフを伝えている姿は、手話を知らなくても惹き込まれてしまうかも!?

↑楽曲はすべて作曲家・白井淳子さんによる本公演のためのオリジナル曲!また、中国の伝統楽器「二胡」奏者やピアニストによる生演奏も劇中で楽しめます!

↑稽古はどんどん白熱していきます!演劇・ミュージカルが生まれる瞬間を間近で目撃できるなんて、興奮しちゃいますね〜!不老不死となったザザ役のオペラ歌手・藤本裕貴さんの迫真の演技に鳥肌が立ちました!

↑ボーヴォワールとザザの関係はどうなるのか?その結末は公演でご覧ください!