40cmヤズキャッチ

「何投げる?後はシーバス用のスイッチヒッターぐらいしかないぞ?」試しにちょい投げしてみていろいろなアクションや引き方をしてみる。遠投して少し高めの足場に立ち、アクションさせると「いけるかも」いったん回収して扇状に探りを入れる。アクションはロッドを使わずリールをグリグリとルアーが海面を割らない感じで巻きピタッと止める。

「サスペンドペンシルみたいだな。ここ一番潮効いてるな、出るならここ」ドバッ「本当に食った」上がって来たのは40cmのヤズだが、限りあるルアーの中で試行錯誤して釣れた青物だけに嬉しさ倍増。

メーター超えオキサワラ浮上!

ヤズの処理をすぐに終わらせて同じやり方で試していると次第に流れがきつくなってきて、いい感じに。遠投してアクションを加えているとドバッ「よし、あ、外れた。あ、また食った。切れた。サメ?」。すぐに回収するとスナップ近くでのラインブレイク。

もう1つのスイッチヒッターを速攻で結び、同じやり方で引いてくるとルアー後方から体を出して悶絶バイト。ジッジィイー「めっちゃ走るやん」。一気にファーストランで30mは出された。「カツオじゃない。こっち来て~」徐々に寄せて来ると「オキサワラだ、めっちゃくちゃデカい」。ゆうにメーター超えの魚体が水中を平然とルアーをくわえ泳いでいる。

「良かった、安全なところにフッキングしてる」3度、4度沖に走られ、足元をグルグル海面に浮かせるまで5分はかかった。「タモ入れだが入らんな」なんとかタモ入れしようとしたらタモにルアーが引っ掛かってしまった。そのままオキサワラを引っ張り、斜面になっているところでズリ上げ。

磯からルアーでキハダマグロ釣れた ショアキャスティングでキャッチカマスサワラ(オキサワラ)浮上(提供:週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行)

計測すると1m15cm、余裕の10kgオーバー。「ヒラスズキ、シーバスタックルで掛ける魚じゃない」と、このサワラを持つ時にフィッシュグリップが破損してしまった。だが、この後さらに大物が来るとは私も想像していなかった……。

まさかの7.4kgキハダマグロ登場

オキサワラのファイトが面白かったのでオキサワラと遊ぶことにしたが、スイッチヒッターでは破損の恐れがあるため今度はヘビーショット(チャート)に替えて探りを入れる。「これは速巻きすると水面割るからちょっとゆっくりめだな」。

2投目、リーリングスピードを調整して若干ゆっくり目にリトリーブしていると横からロケットみたいなバイト。「面白い、オキサワラ」ジッジィイー「え?めっちゃ引くやん?カツオみたいな引き、本ガツオか」引きは最初だけで、素直に寄って来た。「結構デカいカツオだな」足元まで寄って来た魚影を見て目を疑った。

「え?あの背ビレの黄色……キハダマグロだ」一気に緊張が走り、先ほどまでオキサワラや本カツオと思ってファイトして切れなかったのが奇跡と思いながら超真剣モードに。「確か足元グルグル回ってまた走り出すんだよな。ほら回って~」。ジッジィイー……何回同じことを繰り返しただろうか、完全に海面に力なく横になった瞬間、完璧なタモ入れ成功。

磯からルアーでキハダマグロ釣れた ショアキャスティングでキャッチフックを伸ばされた(提供:週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行)

タモで持ち上げるのもひと苦労しやっと陸に。「あ~ヘビーショットありがとう。ハリ伸ばされたね、リアフックもすぐ外れたな」安全地帯までフィッシュグリップがないので握力全開で口持ちし持っていって長さを計測。

70cmオーバー、重量は7.4kg(釣具店にて計測)。「いや、これこそヒラスズキ、シーバスタックルでとれる魚じゃないぞ、今日は満足。これ以上の魚釣れる気せん」。船の迎えまで1時間近くあったが、片付けしながら余韻にひたり、午後3時に陸に上がった。

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<週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
石鯛丸
出船場所:牛深漁港
この記事は『週刊つりニュース西部版』2022年11月04日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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