いま、コロナ禍のなかで“癒し”へのニーズが高まっている。あわせて、アナログ回帰トレンドやネオ・レトロブームも盛んだ。
そんな中、世界有数のオルゴールメーカー「日本電産サンキョー」が、従来のオルゴールとは一線を画す次世代オルゴール「オルフェウスKANATA(かなた)」をリリース。日本電産サンキョーオルゴール記念館「すわのね」、日本橋髙島屋S.C.本館、大丸東京店、和光本店、Eye Eye ISUZU本店ほか、公式オンラインストアにて販売中だ。
日本電産サンキョーが技術の粋を集めて完成させた逸品
「日本電産サンキョー」は、1946年創業以来、日本初の国産オルゴールをはじめ、さまざまなオルゴールを生産しつづけてきた世界でも数少ないメーカーだ。
今回、同社は長年培ってきた技術とノウハウを注ぎ込み、新たに最新型オルゴール「オルフェウスKANATA」を完成させた。
本体のデザインを担当したのは、高級車フェラーリや新幹線、伝統工芸品にいたるまで、さまざまなデザインを手掛ける世界的工業デザイナー・奥山清行氏。
精緻な内部機構を目で楽しめるLED照明を内蔵したスケルトンボディ、アルミ・真ちゅう・鉄といったメタルパーツが放つ重厚な質感、繊細で奥行きのある“生演奏”の音質を実現する厳選素材と新たな構造、そして日本電産サンキョーの職人が仕上げる“匠”の加工技術。
これら革新と伝統が融合することで実現した、唯一無二のマスターピースだ。
世界的に有名な木製家具メーカー「天童木工」が制作した専用の共鳴台がセットとして付属し、「オルフェウスKANATA」が奏でる生演奏の響きをより一層引き立てる。
日本電産サンキョーの最高級ブランド「オルフェウス」
ちなみに今回のアイテム名にも含まれる「オルフェウス」とは、同社がプロデュースするラグジュアリーブランドのことを指す。
最初の「オルフェウス」は、古き良き時代の名品の魅力をいまに蘇らせるモデルとして1985年にデビューを果たした。しかし、職人が理想とする豊かな音色を実現するまでには多くの困難があり、その開発には3年もの長い期間を要したという。
そしてついに、振動板にある櫛の1本1本をハンドグラインダーで削って音を確かめながら調整するなど、永年にわたるオルゴールづくりの技術を結集した1台が完成。
メカニズムの細部に至るまで音へのこだわりが息づく上質なクオリティは、世界中の本物の価値を知る人々から愛され続けている。
今回のオルゴールも、一流の人々から選ばれる逸品であることは間違いない。
(IKKI)