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明治安田生命J1リーグ・川崎フロンターレ所属のブラジル人FWマルシーニョ(27)は、エジプト1部アル・アハリ移籍のの可能性が取りざたされていたが残留。ただここにきて新たに母国クラブから関心を寄せられているようだ。11日、ブラジルメディア『Supervasco』が報じている。
マルシーニョは昨年8月に川崎フロンターレへ加入すると、今季は左ウイングでレギュラーに定着。J1リーグ24試合の先発出場で12ゴールと結果を残しており、現在は「2022Jリーグ アジアチャレンジinタイ」に参加している。
また今年9月から10月はじめにかけて「アル・アハリがマルシーニョ獲得にむけて、川崎フロンターレとの交渉を進めている」と複数のエジプト国内メディアが報道。エジプトの移籍市場最終日の10月10日までに取引が成立するとみられていた。
しかし川崎フロンターレが250万ドル(約3億6200万円)を要求したのに対して、アル・アハリに150万ドル(約2億1700万円)以上の移籍金を支払う意思がなかった模様。先月6日までにクラブ間交渉が破談に終わったと伝えられていた。
そんな中『Supervasco』の報道によると、ブラジル1部昇格組のヴァスコ・ダ・ガマがマルシーニョに関心を寄せているとのこと。移籍金を用意するなど同選手獲得への動きを見せているが、日本国内の一部メディアは川崎フロンターレ残留の可能性を報じている。
一方、エジプト国内の複数メディアは9月末の時点で「川崎フロンターレとマルシーニョの契約期間は来年1月までである」と報道。フリーとなるタイミングで同選手の獲得に再度挑戦する可能性を報じていたが、先月10日までに代役を確保している。契約満了による川崎フロンターレ退団の可能性もゼロではないだけに、マルシーニョの去就に再び注目が集まっている。