短所

続いて短所を紹介する。

塩ビと混ぜると溶ける

これが最大の問題だろう。塩ビのワームと混ぜると、素材同士が喧嘩して、すぐに溶けてしまう。ワームケースの中で保存していても溶ける。購入時のパッケージのまま保管しよう。

ハリに挿しにくい

エラストマー系のワームは、慣れるまでハリに挿しにくい。真っすぐさせなかったり、ハリ先を抜いて根元に合わせていくときに歪んでしまったりと、少し扱いが難しい。

マテリアルが硬く低活性に弱い

低活性時や魚が小さいときには、マテリアルが硬いエラストマー系は露骨に食い渋られる。そのようなピンポイントでは塩ビを使用した方がいい。

サブとして三種ほど必須

筆者は塩ビのワームを主に使用する。何より素材が溶けやすくセンシティブなので、手返し重視の釣りでは優先的に使いにくいのだ。しかし、サブやフォローとして、三種程度は必須だと思っている。まずデイゲーム向けのクリアカラーやマヅメの赤ラメ、そして夜光。これがあれば、ジグ単中心のライトゲームで攻められる幅がかなり広がる。

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<井上海生/TSURINEWSライター>

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