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明治安田生命J1リーグの浦和レッズは10日、リカルド・ロドリゲス監督の後任としてポーランド人のマシエイ・スコルツァ氏を招へいしたと公式発表。2021/22シーズンにレフ・ポズナンを率いてポーランド1部リーグを優勝していただけに期待値が高い中、レフ・ポズナンサポーターの熱狂度が話題を呼んでいる。
現在50歳のスコルツァ氏は、2006年にポーランド代表のアシスタントコーチとしてFIFAワールドカップ・ドイツ大会に参戦。ドイツW杯終了後はポーランド国内の複数クラブを率いたほか、2018年3月から2年間にわたって23歳以下のUAE代表を指揮していた。
また昨年7月から再びレフ・ポズナンを指揮すると、2021/22シーズンのリーグ戦で2位に5ポイント差をつけて優勝。自身通算4度目となるポーランド1部リーグ制覇を成し遂げていたが、シーズン終了後に監督を退任していた。
スコルツァ氏は浦和レッズ監督就任をうけて「浦和レッズは、非常に有名かつ、多くの熱烈なファン・サポーターがいるクラブです。また、最近の浦和レッズを観ても、クラブとして安定した組織であり、無限の可能性を秘めていることが分かりました」
「私は、新シーズンへむけてのクラブの野望(ACLで優勝し、Jリーグでも優勝争いをする)に非常に魅力を感じました。それが、今回の浦和レッズとしての監督職のオファーを引き受けた理由であり、必ずその目標を達成できると信じています」とクラブ公式サイトを通じて意気込みを語っている。
そんな中、ツイッター上ではレフ・ポズナンのサポーターが発煙筒を焚きながら応援する時の動画が拡散。ゴール裏が煙で覆われているシーンに、SNSユーザーからは「浦和サポより熱狂的だな」、「こんな中で指揮していたぐらいだから、浦和サポーター相手ならば大丈夫」、「多少の横断幕くらいなら何も動じなさそう」といったコメントが殺到。早速新監督に対する評価が高まっている。
なおリカルド・ロドリゲス氏は今月16日のアイントラハト・フランクフルト戦まで指揮を執ることがすでに決まっている。実績豊富なスコルツァ新監督のもとでAFCチャンピオンズリーグのタイトルを勝ち取ることはできるのだろうか。