プレップクラシックにアイロニックなストリートウェアのエッジを加えたコレクションが誕生した。

「Tommy Jeans(トミー ジーンズ)」と、英国人デザイナーのMartine Rose(マーティン・ローズ)氏のコラボレーションが実現。アメリカーナスタイルのカプセルコレクションが発表された。

性別にとらわれない「Tommy Jeans × Martine Rose」 コレクション

スポーツウェアへの相互の親和性から生まれた「Tommy Jeans × Martine Rose」コレクション。同コレクションは、ストリートスタイルと特徴的なプレップディテールを融合させた、モダンなワードローブには欠かせないアイテムで構成されている。

両ブランドの美学に、新たなツイストを加えたユニセックスの35ピース(日本での展開は全32ピース)からなるこのコレクションは、90年代の「Tommy Hilfiger(トミー ヒルフィガー)」のアイコンにインスピレーションを受け、マーティン・ローズ氏のレンズを通してアップデートされている。

誇張されたシルエットに、色彩とグラフィックのパワフルな遊び心をプラス。アイロニックなストリートウェアに仕上げた。

バーシティジャケット、フーディー、パファー、ローブコートなどの主要アイテムは、ポップなディテール、オーバーダイ、そしてマーティンのシグネチャーである柄をリミックス。

さらに今回のヴィジュアルは、著名な写真家バック・エリソン氏がフロリダ州マイアミ郊外で撮影。伝統的な90年代のアメリカーナを再定義することを目的とし、さまざまなカップルをフィーチャーした。

現代のメンズウェアに影響を与えるマーティン ローズ氏

2007年、ロンドンで自身の名を冠したメンズウェアブランドを設立したマーティン・ローズ氏。同氏はジャマイカンーブリッティッシュな伝統と、ロンドンの音楽、ハイとローが融合したロンドンの文化からインスピレーションを獲得している。

タイトにデザインされたメンズシャツコレクションからスタートした「マーティン・ローズ」は、いまや国際的に高い評価を受けるブランドへと進化。世界有数の仕入れ先で販売され、グローバル誌で定期的に取り上げられており、2019年には「BFC(ブリティッシュ・ファッション・カウンシル)」のデザイナー・オブ・イヤー(メンズ)を含む複数の賞にノミネートされた。

今回のカプセルコレクションでも、マーティン・ローズ氏が得意とするユニークなプロポーション、シルエット、テクスチャー、そしてサブカルチャーからインスピレーションを受けたデザインが際立つ。

グローバルな視点を取り入れた新コレクションで、上品なストリートファッションを楽しみたい。

Tommy Jeans × Martin Rose 特設ページ

(IKKI)