マネーフォワードケッサイは、スタートアップ向けの資金調達サービス「マネーフォワード トランザクションファイナンス for Startup」を9月1日から提供開始した。

現在世界的な経済の鈍化により、スタートアップの資金調達にも影響が出ている。未上場企業役員のうち49.4%が積極的に資金調達をしたいと考えている一方で、1年後の資金調達市場に対しては36.5%が「悪化する」「やや悪化する」と推測している。実際、2021年1Qと比較をすると、2022年1Qではシードからエクスパンジョンのステージで投資額が20%以上減少しているというデータもある。
スタートアップの資金調達方法としてメジャーなエクイティ調達や金融機関からの融資は、資金調達と共に人脈や信用を形成することができる一方、景気や資金提供元の経営状況に大きく影響される。また、提出書類が多かったり、審査に時間を要するため突発的な資金ニーズに対応しにくい側面があった。
今回の「マネーフォワード トランザクションファイナンス for Startup」は、スタートアップがもっている売掛債権を、マネーフォワードケッサイに売却することで、早期に資金化することができる。手数料率は業界最低水準の0.5%からで、審査通過後最短翌営業日に資金化が可能。また、審査に必要な書類は「今後の資金調達計画に関する書類」と「売掛債権に関する書類」の2種類のため、審査書類準備の負担を軽減する。
同サービスを通じてスタートアップの突発的な資金ニーズに応え、事業の成長をサポートしていく。
提供元・BCN+R
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