ダイヤモンド・リテイルメディア デジタル推進室

ワークマンは、女性向け商品の比率を高めた「#ワークマン女子」と靴専門店「WORKMAN Shoes(ワークマンシューズ)」の複合店を路面店として連続出店する。2022年4月から展開を始めたワークマンシューズは、これまで大阪市の「なんばCITY」、東京・豊島区の「池袋サンシャインシティアルパ」といずれも大型施設の建物内に出店してきた。出店余地の大きい路面店の展開に踏み切ることで、出店を本格化させる。
ワークマンシューズ3号店、路面としては初出店となる店舗は、複合店「#ワークマン女子×WORKMAN Shoesガーデンパーク和歌山店」として9月1日、和歌山市にあるオークワのショッピングセンター(SC)「ガーデンパーク和歌山」の敷地内にオープンする。
続いて9月8日には、鳥取市内の「鳥取カインズモール」と前橋市のグループ旗艦SC「前橋みなみモール」の敷地内に「#ワークマン女子×WORKMAN Shoes」の路面店を同時出店する。
なんばCITYと池袋サンシャインシティアルパのワークマンシューズは、ワークマン女子の既存店に併設する形で新規出店したが、併設効果でワークマン女子の売上げが大きく伸びた。このため、今後はワークマン女子を全てワークマンシューズとの複合店として展開することを決めた。
複合店は2023年3月期末までに8店舗に増やす。24年3月期は複合店を15店程度出店する予定だ。複合店の出店フォーマットが最終的に固まってから、10年で400店舗の出店を計画する。

提供元・DCSオンライン
【関連記事】
・「デジタル化と小売業の未来」#17 小売とメーカーの境目がなくなる?10年後の小売業界未来予測
・ユニクロがデジタル人材に最大年収10億円を払う理由と時代遅れのKPIが余剰在庫を量産する事実
・1000店、2000億円達成!空白の都心マーケットでまいばすけっとが成功した理由とは
・全85アカウントでスタッフが顧客と「1対1」でつながる 三越伊勢丹のSNS活用戦略とは
・キーワードは“背徳感” ベーカリー部門でもヒットの予感「ルーサーバーガー」と「マヌルパン」