テレビ東京HD、新たに200億円の「成長投資枠」を設定しました。2022年度からの3か年の中期経営計画に追加し、2024年度末までに投資を実施します。

アニメ・配信をはじめ、「WEB3」など新技術を活用したビジネスや通販・ECなどの事業領域への資金投入により企業価値の向上につなげます。過去5年間に進めてきた収益構造改革によって、放送事業だけに頼らない収益体制が固まりつつあり、今後は稼いだ利益を積極的に成長に向けた投資に振り向けます。

200億円の成長投資戦略

<成長に向けた重点投資分野>
①アニメ、配信の国内外の事業拡大・ベトナムの映像配信サービス運営会社に出資(11月2日発表)
②「WEB3」「NFT」「VR」「メタバース」など新しい技術の研究開発・活用・シンガポールのNFTゲームプラットフォーム運営会社に出資(10月27日発表)
③コンテンツ制作力の強化④電子商取引(EC)事業の拡大・ゴルフ用品EC企業を子会社化(11月1日発表)重点投資分野を上記4分野とし、同分野で強みを持つスタートアップ企業との接点を増やすため、ベンチャーキャピタルへの投資やM&Aも検討します。10月下旬以降に公表したシンガポールのNFTプラットフォーム運営会社(DigitalEntertainmentAssetPte.Ltd.)への出資、テレビ東京ダイレクトによるゴルフ用品EC会社(㈱リアルマックス)の子会社化、ベトナムの映像配信サービス運営会社(POPSWorldwide)への出資は、この戦略に沿ったものです。

提供元・RTB SQUARE

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