ヤマハ発動機株式会社は、世界30か国以上でダウンロード100万超の、バイクライフを快適かつ充実させるスマートフォン用アプリ「Y-Connect」のアップデートを発表した。同アプリは、二輪車製品とペアリングすることで、燃費管理やオイル交換、メンテナンス推奨タイミングのお知らせなど、バイクライフに役立つさまざまな情報を得ることができる。また、エンジン回転数、スロットル開度、加速度などがわかるダッシュボード機能や、世界各地のライダーとECO運転を競うランキング表示など、走りの質にこだわるライダーのための機能も充実している。今回のバージョンアップでは、走行ルートや距離、速度やECOポイント、気象条件、バイクコントロールの詳細な記録等に加え、ハッシュタグをつけて、人や風景の写真、旅の感想コメントを発信できる機能が新たに加わった。ツーリングの全記録をリストで確認することも可能である。ただ記録するだけでなく、発信する楽しみをプラスさせることで、走りたくなる気持ちをさらに拡げることを目的としている。
「走りたい!」気持ちを掻き立てるスマホアプリ
世界30か国以上で100万超ダウンロード
「リリースから約2年が経ち、ダウンロード数は100万件を超えました。現在は世界30か国以上のお客さまにご利用いただいています」
スマートフォン用アプリ「Yamaha Motorcycle Connect(Y-Connect/ワイ・コネクト)」についてこう話すのは、同アプリを企画・開発する当社つながる推進グループの山田宗幸さんです。
「Y-Connect」は、バイクライフをより快適かつ充実させる専用のソフトウェア。CCU※を搭載する当社の二輪車製品とペアリングすることで、バイクライフに役立つさまざまな情報を得ることができます。
主な機能は、燃費管理やオイル交換等メンテナンス推奨タイミングのお知らせ、最終駐車位置の記録、車両トラブルの通知など。さらに車両のメーター類には表示されない情報(エンジン回転数、スロットル開度、加速度など)がわかるダッシュボード機能や、世界各地のライダーとECO運転を競うランキング表示など、走りの質にこだわるライダーのための機能も満載された人気のアプリです。その「Y-Connect」の楽しさが、このたびバージョンアップによってさらにアップデートされました。
ツーリング記録の「ほぼすべて」を発信
「今回のバージョンアップでは、車両オーナーからの発信機能に力点を置きました。走り始めから車両情報のログが始まり、走行中の軌跡の更新、エンジンを切ってデータが自動保存されるまで、車両とペアリングされた『Y-Connect』ならではの利点を活かして、『もっと走りたい!』という気持ちを後押しする機能を強化しています」
イメージしているのは、日本のライダーだけではありません。たとえばたくさんの「Y-Connect」ユーザーを抱えるインドネシアやインド、ベトナムなどでは、二輪車は主に実用的な移動のパートナーとして活躍しています。近年、ツーリングなどのレジャーユースも増えつつありますが、こうした市場のお客さまに、さらに二輪車の楽しさを拡げてもらうことにも「Y-Connect」が貢献できるだろうと山田さんは考えています。
新たに加わったSNS発信機能の長所は、「ツーリングのほぼすべてを記録し、お伝えできる」(山田さん)こと。走行ルートや距離、速度やECOポイント、気象条件、バイクコントロールの詳細な記録等に加え、出会った人びとや風景の写真、旅の感想コメント、ハッシュタグなどをつけて発信することが可能です。また、こうしたツーリングの全記録をリストで見る・見せることができるのも特長の一つです。
「私の実感として、バイクは乗るたびに新しい発見があり、走れば走るほど楽しさが深まるものです。その走りの記録を発信する楽しみを支援することで、走りたくなる気持ちさらに拡げていただけたら……と願っています」
※CCU: Communication Control Unit
■スマートフォン専用アプリ Y-Connect
リリース提供元:ヤマハ発動機株式会社