ここからが試練の始まり
3時間近くに及ぶ朝の散歩を終え、諸々の後処理と出発準備、そして軽く朝食を食べたら、国立駅目指していざ出発。
自宅からはおよそ8kmの旅。
土地に明るい友人に「1時間くらいで歩けるよ」とそそのかされて。
その気になって。
リュックを背負ってジョギングの構え。

走り出して40分付近、遠くに富士山が見えてきて、大いに励まされる。

富士山に別れを告げてしばらく走ると、とても昭和なパン屋さん発見。
すべてのパンにラップがしてあり、コロナ対策かと思いきや、むかーしからのスタイルだとか。

ネーミングに惹かれてUFOパンを購入。逆光ですみません。
UFOパンとおまけにくださったパンの切れ端を使った不思議なラスクをリュックに仕舞い、国立駅に向けてラストスパート。
この時点で走ってきたことを後悔しきり。
すでに両足とも別の生き物のよう。

国立駅の駅前並木道通り。涙が出るほど嬉しかった瞬間。

ひたすら国立駅に向かって進むと、一橋大学前に。ここのベンチが実質ゴール。

ベンチの周辺には緑が降り注ぎ。3密を避け、合流した友人とつかの間語らう。
最後に【行きはヨイヨイ帰りはつらい..だけど自然に励まされ】
久しぶりに友人と直に会うことができ、心も満たされて帰宅の途へ。
とはいうものの、往路に張り切りすぎた結果すでに身体がガッチガチに。足をずるようにして、一度も弾むことなく、復路は2時間かけて愛犬の待つ自宅へ。振り返ると無謀な試みではあったものの、あらためて普通の生活の有難さ、尊さを実感。
疲れたら電車に乗る、バスに乗る。そんな当たり前の選択も許されないって、こういうことなんですね。
文・写真・ちむにむはむ/提供元・たびこふれ
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