東芝テックの電子レシートサービス「スマートレシート」の会員数が、10月26日に100万人を突破した。感染症拡大による非接触ニーズの高まりなどから、過去2年で会員数は約3.4倍に急増した。
スマートレシートは、通常は紙で提供される購入明細レシートを電子データとして管理、提供するサービス。会員は、スマートフォンアプリからいつでも購入明細を確認できる。
導入店舗では、紙レシートの発行コストや環境負荷を低減することができるほか、購買傾向に合わせてクーポンを発行したり、企業単位で利用可能なスタンプカードを表示したりする機能も持つ。
現在、食品スーパーのエコス、生活協同組合のコープこうべ、ドラッグストアのスギ薬局、100円ショップのキャンドゥ、コンビニエンスストアのミニストップなど363社がスマートレシートを導入しており、利用可能な店舗数は1万2000店舗を超えている。
提供元・DCSオンライン
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