試合後コメント
青木HC(横浜BC)
「選手による我慢の勝利。1Qで川崎が30得点を挙げ、ビッグクォーターを作って勢いに乗ったが、選手たちは慌てず4Qに向けてディフェンスで我慢をしながらヤマを作り、一歩一歩追い詰めて最後に逆転した。我々らしい勝ち方だった。
特に30点を取られたあと、相手を12得点、16得点、16得点とディフェンスで抑えることができたことは大きい。我慢のディフェンスを続けて、最後にビッグショットを決めて逃げ切ることができた。本当にチーム全体の勝利だと思う。」
河村勇輝(横浜BC)
勝ったことは素直にうれしい。天皇杯というリーグ戦だけではない日本一を目指すことができる一発勝負の舞台で勝つことができたのは本当に良かった。
(4Q土壇場残り2秒で勝利を決めた逆転3Pシュートについて)
この試合にかけているチーム全員の気持ちが大きかった。神奈川ダービーということもあって天皇杯だけではない他のプレッシャーもあった。最後のあの3Pシュートはチームみんなが託してくれたシュート。チーム全員の気持ちがこもったシュートだったと思う。
佐藤HC(川崎)
我々としては天皇杯3連覇を目標のひとつに掲げていましたし、そのひとつがここで消えてしまったんですけど、泥臭くても何としてでもとにかく1点でも多く勝って次のラウンドを全員で戦いたかったですがここで消えてしまいました。本当に残念です。今日、宮崎まで応援に来てくださった方がたくさんいらっしゃったので、勝利をお見せすることができなくて本当に申し訳なく思っています。
(敗因は)ディフェンス面では最後の最後まで河村選手のペイントの中に入っていく縦の動きをなかなか止められなくて、ピックアンドロールだけではなく1対1でも破られるシーンがあって、止めようという話をしていたけど最後まで止められなかったは、うちのディフェンスを上回る河村選手の凄さだと思います。オフェンス面に関してはマイク(・ヤングジュニア)が起点となって良いオフェンスもいっぱいありましたが、ゾーンディフェンスに惑わされてしまった部分があったので、そこはもったいなかったと思います。
#7篠山竜青(川崎)
「40分間の中でいい時間帯も悪い時間帯もありましたが、チーム全員で戦えたし、収穫も多かったゲームだとは思いますが、最後勝ち切るところまでもう1つチームとしての力が足りなかったと思っています。
川崎ブレイブサンダースの現在地を思い知らされたゲームでした。
今シーズンから今まで以上に人とボールを動かして、全員でアタックするという形をチャレンジしていて、中心メンバーが変わらない成熟したチームと思ってもらえることも多いですが、Bリーグファイナルまで届かないという中で、チームを見つめなおして、積み上げていくというのを今やっているところです。今日の試合もそのチャレンジ自体は出来ていたと思いますが、それも勝ちに結びつけることができなかったので、今日試合に出た10人全員が当事者意識を持って、また新たに積み上げていくための良い負けにしなくてはいけないと思います。」
提供元・Jbasket
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