アマゾンジャパン(東京都目黒区)はPaidy(東京都港区)と連携し、決済サービス「Amazon Pay(アマゾンペイ)」で後払いを利用できるようにした。10月27日から、アマゾンペイを導入している10万以上のEC(ネット通販)サイトで、後払いサービス「ペイディ」を選択できるようになった。
アマゾンペイは、アマゾンのアカウントに登録された配送先住所や支払方法を利用して、他社のECサイトで買物ができるサービス。アマゾンアカウントの支払方法登録で「あと払い(ペイディ)」を選択すると、ペイディアカウントと連携できる。
ペイディは、買物の翌月にまとめて支払いができる後払いサービス。クレジットカードを持っていなくても、氏名、メールアドレス、携帯電話番号の登録で利用を始められる。支払い方法は、コンビニ払い、銀行振込、口座振替のいずれかを選べる。
アマゾンペイを導入したECサイトでは、3回の分割払いも可能になる。ペイディアプリで本人確認を完了した後、アマゾンペイを使った決済の際に「3回あと払い」を選択する。分割手数料はかからない。
アマゾンジャパンは2019年11月から、自社のECサイトではペイディを利用できるようにしていた。
提供元・DCSオンライン
【関連記事】
・「デジタル化と小売業の未来」#17 小売とメーカーの境目がなくなる?10年後の小売業界未来予測
・ユニクロがデジタル人材に最大年収10億円を払う理由と時代遅れのKPIが余剰在庫を量産する事実
・1000店、2000億円達成!空白の都心マーケットでまいばすけっとが成功した理由とは
・全85アカウントでスタッフが顧客と「1対1」でつながる 三越伊勢丹のSNS活用戦略とは
・キーワードは“背徳感” ベーカリー部門でもヒットの予感「ルーサーバーガー」と「マヌルパン」