グローバル放送「Lotus Eletre: Unleash the Future」の配信で、世界中の何万人もの顧客とファンが興奮を共有!
ロータスはその歴史の中で最も期待されているモデルの1つであるハイパーSUV「Lotus Eletre (ロータス エレトレ)」の価格と仕様を発表した。ロータス エレトレは、英国のスポーツカー企業から世界的な高性能車ビジネスおよびブランドへと変革を続けるロータスの、まったく新しい完全電動ライフスタイルモデルであり、新しい種類のピュアエレクトリックSUVの最初のモデルだ。
約75年間にわたるスポーツカーの設計ノウハウ、エンジニアリングのコア原則、ロータスのDNAを採用し、次世代のロータスの顧客にとって望ましい、まったく新しいライフスタイルカーに進化させている。乗り心地とハンドリング、ステアリング、最適化されたエアロダイナミクスの分野におけるロータスの有名な専門知識は、慎重かつ丁寧にさらに進化している。
エレトレは、ロータスの最新スポーツカーである「Lotus Emira (ロータス エミーラ)」の魂と、完全電気自動車であるハイパーカー「Lotus Evija (ロータス エヴァイヤ)」の革新的な空力性能を取り入れ、それらをハイパーSUV として再解釈したものだ。
今年3月にロンドンで世界初公開されたエレトレは英国、ドイツ、中国の経験豊富で献身的なロータスチームのコラボレーションにより”英国で生まれ、グローバルで育った” 一台だ。
エレトレとエレトレSは、450kw/603hp のシングルモーターバージョンで、最大航続距離は600km。エレトレRには、フラッグシップの675kw/905hpのデュアルモーターシステムと、最大航続距離490kmとなっている。トルク値はそれぞれ710Nmおよび985Nmで、4.5秒または2.95秒(0-100 km/h)のパフォーマンスを実現。両バージョンの112kWhバッテリーは350kw充電器を使用して、わずか20分の充電時間となる。
75年で培った技術に加えて、他社とその最先端技術との協業でさらに進化を遂げる
「Lotus Eletre: Unleash the Future」グローバル ニュース放送の一環として、ロータスの主要な担当者は、ロータスが3つの主要な柱であるライフ、テクノロジー、スピードに基づく野心的な未来に着手していると説明した。彼らはまた、世界初のハイパーSUVであるエレトレが、ロータスEVハイパーカーであるエヴァイヤにどのように匹敵するかを解説。テックストーリーの一環として、「ロータスハイパーOS」という名前のエレトレの高度な「デジタルコックピット」キャビンの詳細を発表した。
ロータスはゲームエンジニアの「Unreal Engine (アンリアル エンジン)」のテクノロジーを使用しており、次世代のリアルタイム3Dコンテンツとエクスペリエンスを提供できる。エレトレは、2つの「Qualcomm (クアルコム)8155」という自動車用コックピットデジタルプラットフォームを含む、最先端の処理能力を誇っているという。
さらにロータスは「HERE Technologies (ヒア テクノロジーズ)」と提携して、エレトレ向けのナビゲーションサービスを提供することも明らかにした。このサービスには、EVルーティング、EVレンジアシスタント、予測ルーティングが含まれ、OTAで更新可能だ。これらがロータスハイパーOSであり、視覚効果と相互作用なフィードバックの点でクラス最高のパフォーマンスを提供し、ユーザーを完全に制御できる。
ロータスはまた、有名な没入型オーディオ「Dolby Atmos (ドルビーアトモス)」のクリエーターであるドルビーとの新しいコラボレーションも発表。「Dolby Atmos (ドルビーアトモス)」とエレトレの「KEF (ケーイーエフ)」スピーカーシステムを組み合わせることで、音楽鑑賞を新しいレベルに引き上げる。ドライバーと同乗者は、アーティストと並んでレコーディング スタジオの真ん中に座っているような気分になれるのだという。エレトレは、ドルビーアトモスとケーイーエフ オーディオを組み合わせた世界初の自動車だ。
気になるお値段は……?
エレトレの英国での価格は、89,500ポンドから(約1511万円から)となっている。標準仕様には、5つのドライブ モード、アクティブエアサスペンション、トルクベクタリング、マトリックスLEDヘッドライト、アクティブフロントグリル、22インチ10スポーク鍛造ホイールが含まれる。
英国ではエレトレは、標準で22インチのホイールを履いているが、20インチと23インチも用意されている。ホイールデザインは5種類、ブレーキキャリパーは6色。発売時には、ナトロンレッド、ギャロウェイグリーン、ステラーブラック、カイムグレー、ブロッサムグレー、ソーラーイエローの6つのエクステリアカラーから選択できるが、のちにほかの色も展開予定。
さらに6種類のユニークなインテリアが用意されており、すべてプレミアムな高級素材とディテールの選択肢が用意される。耐久性が開発の中心にあり、たとえばエレトレには、環境にやさしくて無臭、本革よりも長持ちする最先端の革の代替品が用意されているという。さらに、カーペットとラゲッジマットには新しい人造繊維が使用されており、100%リサイクル可能で、生産工程で無駄がないのも特長だ。
エレトレSの価格は104,500ポンド(約1765万円)。フラッグシップモデルであるエレトレRは、世界最速のデュアルモーターピュアエレクトリックSUVであり、最高速度は165mph(265km/h)で、わずか2.95秒で0-100km/hまで加速できる。エレトレRの標準仕様には、ロータスダイナミックハンドリングパック、カーボン ファイバーパック、グロスブラック ホイール、スポーツモーターサウンド、ステンレス製スポーツペダル、ブラックバッジ、高性能タイヤも含まれ、価格は120,000ポンド (約2027万円)となっている。
文・CARSMEET web編集部/提供元・CARSMEET WEB
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