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2022 SEMAショーで展示するコンセプトカーを公開
日産の米国部門は、2022年10月28日に6つのコンセプトカーを公開しました。
2022年11月1日よりアメリカ・ラスベガス州で開催される、世界最大級の車のアフターパーツ見本市『2022 SEMAショー』に日産が出展。
EVやストリート向けのドレスアップ、サーキットやオフロードでの走行にフォーカスしたチューニングなど、多様なカスタマイズをコンセプトカーによって提案します。
『フェアレディZ』と『フロンティア』に趣向異なる各2つのカスタム用意
公開されたコンセプトカーは、『サニートラック』に電気自動車『リーフ』のモーターとバッテリーパックを搭載した『リーフ・サニートラック・プロジェクト』や、新型EV『アリア』をラッピングにより往年のサーフワゴンスタイルにカスタムした『アリア・サーフワゴン・コンセプト』のほか、『フロンティア』と新型『フェアレディZ』をもとにした4車種6台です。
フロンティアとフェアレディZでは、趣向の異なるカスタムコンセプトを各2台展示。
パフォーマンスの高さを予感させるものや、オールドルックのドレスアップなど、さまざまなスタイルでカスタムカー文化へアプローチしています。
上げても下げても似合う！ど迫力ピックアップ『フロンティア』のカスタム
日産が北米などで販売するピックアップトラックの『フロンティア』をベースにしたコンセプトカーは、『NISMO・オフロード・フロンティア・コンセプト』と『フロンティア・ストリート・トラック・プロジェクト』の2台です。
NISMO・オフロード・フロンティア・コンセプトは、モータースポーツチーム『Forsberg Racing』が手掛けた、オフロードレース向けのカスタマイズを施したコンセプトカーです。
5.6リッターのV型8気筒エンジンを搭載し、まもなく発売するというフロンティア専用のNISMOパーツ等によってパフォーマンスを向上しています。
フロンティア・ストリート・トラック・プロジェクトは、車系のインフルエンサーとしてSNSなどで活躍しているChristina Rokiさんとコラボレーション。
ワイドボディキットやローダウンサスペンションによってカスタムを加え、1990年代にアメリカで流行した『ミニトラッキン』を彷彿とさせるスタイルに仕上げられました。
NISMOパーツ装着車と1,300馬力のGT-Rエンジン搭載車…2つの“Z”
フェアレディZをベースにしたカスタムのコンセプトカーでは、NISMOのパフォーマンスパーツを装備する『NISMO アクセサライズドZ』と、フォーミュラ ドリフトの2022年シーズンに参戦している『Forsberg Racing Nissan Z ドリフトカー』が登場します。
Forsberg Racing Nissan Z ドリフトカーは、NISMO・オフロード・フロンティア・コンセプトも手掛けているForsberg Racingのドライバー、Chris Forsbergさんが使用する競技車両。
GT-Rの3.8リッターV型6気筒エンジン『VR38DETT』を搭載し、チューニングによって1,300馬力に性能を引き上げたモンスターマシンとなっています。
NISMO アクセサライズドZは、NISMOがフェアレディZ向けに開発したパフォーマンスパーツを装着したカスタムコンセプトカーです。
大型のブレーキキットや19インチの軽量鍛造ホイールをはじめ、パフォーマンスを高める足回りの各パーツ、エアインテークやマフラー、クラッチなど、多くのNISMOパーツを装着。
NISMO アクセサライズドZが装着するこれらのパーツは2023年初頭より日産ディーラーを通じて販売することが予定されていて、SEMAショーでも大きな注目を集めることが予想されています。
文・MOBY編集部／提供元・MOBY
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