「もう1つの本命」が登場

そんななか、なかなかサイズを伸ばせなかった同船者に重々しいアタリ。船長は「本命っぽいな」と言うが、その本命の意味が違っていた。浮上したのは45cmを超えるシロアマダイ。

三重タイラバ釣行で本命マダイに裏本命シロアマダイどちらもキャッチ幻の魚はヒットすればこのサイズ(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

ここ数年鳥羽沖でも姿を見せている、幻の高級魚だ。降り注ぐ羨望の視線のなか、これで波に乗ったか、良型のマダイも追加。

三重タイラバ釣行で本命マダイに裏本命シロアマダイどちらもキャッチこちらも良型手中(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

そして終盤、船長にも「本命」らしきヒット。風が吹き始めて船がよく流れるなか、前方に浮上したのはやっぱり幻の「本命」だった。

ゲスト交じりで楽しんだ

元からこの海域に多くいて誰も狙わなかったのか、それとも気候変動で個体数が増えたのかは不明だが、いずれにしても本命が増えるのはうれしいことだ。

三重タイラバ釣行で本命マダイに裏本命シロアマダイどちらもキャッチイトヨリもヒットした(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

結局終わってみれば船中マダイは13匹、リリース多数、シロアマダイ2匹、ほか大アジやカサゴなどという釣果だった。これから冷え込んでいくにつれ、鳥羽沖のタイラバは反比例して熱くなってくる。特に大型が狙えるのが、12月~2月の厳寒期。鳥羽沖の大ダイを狙ってぜひ釣行していただきたい。

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<週刊つりニュース中部版 編集部/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
丸安丸
乗船場所:鳥羽市・小浜町
この記事は『週刊つりニュース中部版』2022年10月14日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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