こんにちは!たびこふれ編集部のシンジーノです。
11月の晴れた日、鎌倉から江ノ電に乗って途中下車の旅を楽しんできました。
江ノ電といえば、狭い民家の間をすり抜けながらガタゴトのんびり走るノスタルジックな電車というイメージです。緑とクリーム色の車両がトレードマークですよね。

でもこの典型的な車両以外にもいろいろあるんですね。これは開通95周年を記念して造られた車両だそうです。欧州のオリエントエクスプレスにも似たセレブ感に溢れた車両ですね。

無人駅も何駅かあるようです。有人改札もなくのどかでタイムスリップしたかのようです。こちらの清々しいホームは鎌倉駅からひとつめの和田塚駅です。とっても静かで癒されます。

駅も車両もきれいでした。幾度も改修されているのでしょうが、レトロ感を残しながら改修されているんでしょうか。

電車は時間帯にもよりますが、日中は12分おきに運行されています。


観光列車の顔もありますが、地元の人たちの大切な日常の足でもあります。すっかり町に溶け込んでいます。

乗ったのは平日の11時くらいでした。この写真はそうでもありませんが、結構乗り降りされる人も多く、立っている方も。

鎌倉 長谷(はせ)といえば大仏さまですね。外国人観光客や遠足の子供たちで賑わっていました。

長谷駅です。ここはホームが2本で大きめの駅です。

ホームの柱がいい雰囲気を醸し出しています。この姿をいつまでも残してほしいですね~

お昼ごはんは長谷寺近くのお蕎麦屋さんで名物「鎌倉丼」をいただきました。

鎌倉では昔、エビがたくさん獲れたそうです。エビや野菜(たけのこ、しいたけ等)を卵でとじたのが「鎌倉丼」です。見た目よりあっさりした上品な味で美味しかったです。
極楽寺駅です。ドラマや映画の舞台にもなってますね。駅は谷にあって見下ろすように立っています。ここもとっても静かな駅でした。

駅舎が絵になります。素敵ですね。

はい、鎌倉高校前駅近くの有名な踏切です。海が見渡せてフォトジェニックな場所です。こちらも映画やドラマのロケで人気のスポットでたくさんの外国人観光客がシャッターを切っていました。

江ノ電路線の中のハイライトはここではないでしょうか?鎌倉高校前駅から見た海岸道路と江ノ島です。

本当は、七里ガ浜辺りから砂浜を歩きたかったのですが、立っていられないほどの強風で断念(残念!)
この後、藤沢駅までえっちらおっちら電車からの車窓を楽しんで、どこか懐かしくのんびりした小さな旅も終わりました。
江ノ電は全線10kmの小さな小さな電車ですが、観光客のみならず地元の人々の生活に根ざししっかり役に立っているバリバリ現役の電車でした。またちょくちょく乗りに来たいなと思いました。
江ノ電は12/9公開の映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」とのコラボレーションでスタンプラリーを開催するそうですよ。(編集部註:本イベントは終了しています)
鎌倉がますます面白くなりそうですね~
※本記事は2017年12月に公開しましたが、2021年12月に一部修正いたしました。
文・写真・シンジーノ/提供元・たびこふれ
【関連記事】
・避暑地アッター湖で、クリムトセンターと「クリムトの庭園」を訪ねる
・ベルリン郊外に残るベルリンの壁跡地でハイキングやサイクリングを楽しむ
・高速列車「あずま」で東海岸を行く、ロンドンーエディンバラ間鉄道の旅
・【北海道】異国情緒溢れる街・小樽に行ったら、たくさんの笑顔に溢れていた。
・ハワイ・ハレイワタウンでランチをするなら?食べたい内容別のおすすめ5店を紹介