すっかりと秋ですね。

とはいえ、まだまだ熊本市内では紅葉を楽しめるというまではありません。

しかしこんだけ寒くなってきたんだから、きっと県内でも色づいているところはあるだろうと

今回、水上村にある白水滝の吊り橋へと向かいました。

だってご覧ください。

秋はスリル!ショック!サスペンス!白水滝の吊り橋で紅葉とスリルを味わった
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

床がスッケスケ。

つり橋でドキドキなのに更なるスッケスケ。

ということで気軽な気持ちで行ってきたのですが

まあ、スリル満点でした。

快適な旅にするため1点だけ重要な注意事項があるのでしっかりと読んでいただければ幸いです。

目次
ナビがとんでもない事を言い出す
まさかと思い直進

ナビがとんでもない事を言い出す

唐突ですが私は結構な方向音痴です。

土地勘がない場所に向かう際には必ず車のナビにプラスしてグーグルナビの2本立てで向かっております。

今回ももちろん起動させ出発しました。

目的地である球磨郡水上村にある白水滝の吊り橋は結構な山の中にあります。

そのため狭い山道を小一時間程度車を走らせなくてはなりませんので不安になりますが

秋はスリル!ショック!サスペンス!白水滝の吊り橋で紅葉とスリルを味わった
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

途中このようなキレイな風景を間近で見ることができます。

秋はスリル!ショック!サスペンス!白水滝の吊り橋で紅葉とスリルを味わった
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

ご機嫌に進んでいくと

ナビが2つともここで「左に曲がれ」というのです。

確かに

秋はスリル!ショック!サスペンス!白水滝の吊り橋で紅葉とスリルを味わった
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

まわり道にご協力の看板も出ている。これは迷いなく曲がりますよね。

でも最初に言っておきます。

ここ直進でいいです。むしろ直進しないと大変なことになります。

さあ、それではまんまと左折してしまった場合から見てみましょう。

左折したらここがどこなのか分からない

目的地に到着しました。運転お疲れ様でしたと言われたのが

秋はスリル!ショック!サスペンス!白水滝の吊り橋で紅葉とスリルを味わった
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

ここ。

私には山道によくある路肩にしか見えずとても困惑しました。

そこでグーグルマップを確認したところ

秋はスリル!ショック!サスペンス!白水滝の吊り橋で紅葉とスリルを味わった
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

到着しとらんよ??でもどう行っていいのかもわからないので、とりあえず車から降りて徒歩で探したところ

秋はスリル!ショック!サスペンス!白水滝の吊り橋で紅葉とスリルを味わった
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

駐車場の立て看板を発見しました。

しかし指している方向は山の中です。

ひょっとしたらこの道路沿いを真っすぐということか?と思い、画像に見えている道をまっすぐ走らせました。

しかし方向音痴の私でもすぐに気が付くレベルで

「…違うな、ここじゃねえな」と分かったのでUターンし、またこの看板まで戻ってきました。

秋はスリル!ショック!サスペンス!白水滝の吊り橋で紅葉とスリルを味わった
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

駐車場の看板の周囲を見回すと道らしきものが。

グーグルマップを起動したまま進んで、目的地に近づけるのかやってみました。

秋はスリル!ショック!サスペンス!白水滝の吊り橋で紅葉とスリルを味わった
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

写真では分かりにくいのですが結構な傾斜が続くため、膝関節が悲鳴を上げます。

秋はスリル!ショック!サスペンス!白水滝の吊り橋で紅葉とスリルを味わった
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

そしてなにより先が見えない不安。

秋はスリル!ショック!サスペンス!白水滝の吊り橋で紅葉とスリルを味わった
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

心が折れそうなときにはグーグルマップを起動して「なんか近づいてきた感!!」と、己を鼓舞させるといいでしょう。

秋はスリル!ショック!サスペンス!白水滝の吊り橋で紅葉とスリルを味わった
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

なかなかに険しい道のりが続きますが

秋はスリル!ショック!サスペンス!白水滝の吊り橋で紅葉とスリルを味わった
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

もうほぼ到着したと言っていいのではないでしょうか。

秋はスリル!ショック!サスペンス!白水滝の吊り橋で紅葉とスリルを味わった
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

見えた!!!

肩で息しながら着いたその場所は…

秋はスリル!ショック!サスペンス!白水滝の吊り橋で紅葉とスリルを味わった
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

あれ??スッケスケじゃなくない?

秋はスリル!ショック!サスペンス!白水滝の吊り橋で紅葉とスリルを味わった
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

私が膝を震えさせ、途中横転してまでもたどり着きたかったのはこのスケスケ…

もう恐怖しかなくなる

ひょっとしたら何かしらの工事でスケスケが変わったのかもしれない、と周囲を見渡したところ

秋はスリル!ショック!サスペンス!白水滝の吊り橋で紅葉とスリルを味わった
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

突如現れるトンネル。

向こうはひょっとして別世界かもしれないという恐怖感と、ここまで来たんだからあきらめたくないという気持ちが入り混じった結果

うわわわわわわわあああああああああん!!!!!

と、耳塞いでダッシュで走り抜けることを決意。

一気に駆け抜け最初に見えたものがこれ

秋はスリル!ショック!サスペンス!白水滝の吊り橋で紅葉とスリルを味わった
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

なにもう怖いいいいいいいいいい!!!!!!!

恐怖をかき消すため、ここから先は走って探すことにしました。

秋はスリル!ショック!サスペンス!白水滝の吊り橋で紅葉とスリルを味わった
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

橋あったけどここもスケスケじゃないいい!!!

秋はスリル!ショック!サスペンス!白水滝の吊り橋で紅葉とスリルを味わった
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

スッケスケっちゃスッケスケだけどこれ金網ィィ!!!!

秋はスリル!ショック!サスペンス!白水滝の吊り橋で紅葉とスリルを味わった
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

この穴あたりからものすごく生臭いニオイを感じたり

秋はスリル!ショック!サスペンス!白水滝の吊り橋で紅葉とスリルを味わった
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

姿形どころか道路すら見えないのに

「…○○っちゃわー!あははは!!」って楽しそうに宮崎弁で話す女性の声はこだまするし。

秋はスリル!ショック!サスペンス!白水滝の吊り橋で紅葉とスリルを味わった
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

どんどん離れよるし。

うん。もう無理。

まさかと思い直進

秋はスリル!ショック!サスペンス!白水滝の吊り橋で紅葉とスリルを味わった
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

Uターンして気が付いたのですが、ここ「逢瀬橋」って言うんですね。

行きはそんな橋の名前が書いてある看板はなかったはず…私まさか逆走してるの???

ということは違う道から入れるコースがやっぱりあるんじゃないの?

でなきゃこんなサバイバルでしかない道とか観光できんよね。

アキレス腱ブチ切れるほどの傾斜のある上り坂とかそんな無理よ。

秋はスリル!ショック!サスペンス!白水滝の吊り橋で紅葉とスリルを味わった
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

そんなことを考えやっと車を停めていた場所まで戻ってこれました。何度も宮崎弁がこだまするの本当に怖かった。

秋はスリル!ショック!サスペンス!白水滝の吊り橋で紅葉とスリルを味わった
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

そして最初に左折した道路まで戻り、車を降り看板をよく見たところ

秋はスリル!ショック!サスペンス!白水滝の吊り橋で紅葉とスリルを味わった
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

やっぱり直進やん!!!!

ひょっとしたら工事で行き止まりかもしれんけど、方角的に宮崎弁の女性の声はここから聞こえたように感じる。

行ってみましょう。

時間にして1分弱といったところでしょうか…

秋はスリル!ショック!サスペンス!白水滝の吊り橋で紅葉とスリルを味わった
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

ほらもう誰がどう言おうと駐車場ここて!!!

秋はスリル!ショック!サスペンス!白水滝の吊り橋で紅葉とスリルを味わった
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

ご丁寧に現在地までついた地図まであるやん!!!

秋はスリル!ショック!サスペンス!白水滝の吊り橋で紅葉とスリルを味わった
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

きちんと整備されてほぼ平坦な道やん!!

そうそう!こういうのが観光地の姿ですよ!

秋はスリル!ショック!サスペンス!白水滝の吊り橋で紅葉とスリルを味わった
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

多少の階段なんて先ほどの傾斜と比較したらかわいいもんですよ。

秋はスリル!ショック!サスペンス!白水滝の吊り橋で紅葉とスリルを味わった
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

やっと会えたね…!!

秋はスリル!ショック!サスペンス!白水滝の吊り橋で紅葉とスリルを味わった
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

スッケスケとは到底言い難い透明度でしたが、そんなこともはやどうでもいいのです。

秋はスリル!ショック!サスペンス!白水滝の吊り橋で紅葉とスリルを味わった
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

ご覧ください!とても美しい。

疲労が過ぎて足がガクガクしていましたが一瞬それすら忘れ見入ってしまうほどの美しさ。

きっとこれからもっと見ごろを迎えるのでしょう。