クマとトラが対峙するという、緊迫の瞬間をとらえた動画。
しかし、クマの威嚇にかわいげがあるのと、トラが注意深く観察しているからかリアクションが薄いため、なんだか緩さがあるようにも見えるのでした。

クマが突然立ち上がる

場所は、インド中央部マハラシュトラ州にあるタドバ国立公園。
同国の首都デリー出身のナマン・アガルワルさんが旅行中に撮影された映像です。

クマとトラが対峙した緊迫の瞬間。クマが立ち上がり威嚇しますが・・・、なんだかトラのリアクションが思っていたより薄いような?
(画像=出典:YouTube、『FUNDO』より 引用)

トラと対峙するように背を向けているのは、ネパールやインドに生息するナマケグマ。
長く湾曲した爪を持ち、木の枝に引っ掛けることで木にぶら下がることができるという曲芸じみた行動がナマケモノに似ていることから付いた名前で、このクマ自体がおとなしいというわけではありません。 人を襲いかかることもある十分危険性の高いクマです。

そんなナマケグマ、向かい合うトラを威嚇するつもりのようで・・・

クマとトラが対峙した緊迫の瞬間。クマが立ち上がり威嚇しますが・・・、なんだかトラのリアクションが思っていたより薄いような?
(画像=出典:YouTube、『FUNDO』より 引用)

勢いよく立ち上がり、軽くその場でジャンプしてみせました!
後ろ脚で立って自分を大きく見せようとしたようですが・・・、トラはノーリアクション。

クマとトラが対峙した緊迫の瞬間。クマが立ち上がり威嚇しますが・・・、なんだかトラのリアクションが思っていたより薄いような?
(画像=出典:YouTube、『FUNDO』より 引用)

伏せたままのトラ。
冷静にクマの動きを観察しているようです。

再び立ち上がる

ジャングルの中で対峙したナマケグマとトラ。

クマとトラが対峙した緊迫の瞬間。クマが立ち上がり威嚇しますが・・・、なんだかトラのリアクションが思っていたより薄いような?
(画像=出典:YouTube、『FUNDO』より 引用)

トラのリアクションがあまりにも薄かったからか、クマはもとの体勢に戻ります。

クマとトラが対峙した緊迫の瞬間。クマが立ち上がり威嚇しますが・・・、なんだかトラのリアクションが思っていたより薄いような?
(画像=出典:YouTube、『FUNDO』より 引用)

と思いきや、再び立ち上がりました!
しかも、先ほどよりも真っ直ぐに立ち、よりいっそう大きく自分を見せるようにしています。

クマとトラが対峙した緊迫の瞬間。クマが立ち上がり威嚇しますが・・・、なんだかトラのリアクションが思っていたより薄いような?
(画像=出典:YouTube、『FUNDO』より 引用)

しかし、それでもトラはクマの様子を伏せて見つめています。
結局、クマは威嚇することをやめたのか、トラから目をそらしてしまいました。

終始リアクションが薄かったトラ。
威嚇するナマケグマも、至って真剣なのでしょうがジャンプする姿に愛嬌を感じてしまいますし、頭部の形状的に立ち上がった後ろ姿はぬいぐるみのようでもありました。

なんだか、トラとクマの対峙した姿、と聞いて思い浮かべた光景とはだいぶ違う光景が繰り広げられましたね。