職場や日常生活において「理不尽だ!」と思ったことはありませんか?
今回はそんな衝撃のハラスメントエピソードについてMONEY TIMES編集部が取材しました。

入社時と違うことを言う社長

私は数年前まである介護施設で食事を作る仕事をしていたのですが、そこで受けた衝撃的なパワハラを書きたいと思います。

そこは認知症の方の特養老人ホームでした。入所されている方は10人くらいだったのですが、私はその入所されてる方の10人分の食事を一人で作らされていました。
一口に10人と言っても流動食や介護食の種類も1人3品ぐらいはありましたので、とても大変でした。

しかもそこの社長は私が入社したときには「おかずとかは業者からの弁当が届くからご飯と汁だけつくってくれれば」だったのに、実際は全く違っていました。
まだ入ったばかりでよくわからないときから「一人で10人分の食事を作れ、先輩たちには頼るな。」が信条の社長でした。

「1時間で業者の配達する弁当のおかずを介護食に作り替えて利用者に提供しろ。二時間で食事作りから後かたずけ・ 清掃・食事の介助すべて終えて明日の準備もして帰れ。」 でした。