【こっそりミームを教えます・61】 何となく聞いたことはあるけれど、意味まできちんと理解できていないネット用語は数知れず。例えばネット上で「アカウントがBANされた」「垢BANされる可能性もあるから気をつけて」などのコメントをよく見かけるが、“BAN”とはいったい何のことだろうか。今回は、その意味を解説していこう。

アカウントがBANされた!… の「BAN」っていったいどういう意味?
(画像=「BAN」はSNSによって処罰も異なる(画像はイメージ),『BCN+R』より 引用)

アカウントがBAN=「垢BAN」されると…
 そもそもBANとは「禁止」を意味する英単語。つまりネット界隈における「BAN」とは何らかの事情でアカウントが使えなくなる状態を指しており、アカウントの俗語である“垢”を用いて「垢BAN」と称されることも多い。

 では実際にアカウントがBANされると、どうなるのか。処分方法はSNSによってまちまちで、例えばInstagramでBANされた場合は自分のアカウントにログインできなくなる。その際に「利用規約への違反があったためアカウントが停止されました」と綴られたアラートが表示され、フォローや投稿、DMなどの機能が一切使えなくなるそうだ。

 対してTwitterはいきなりアカウントが使えなくなるわけではなく、「警告」「凍結」「永久凍結」といくつかの段階を経て凍結処理がおこなわれる。中でも「永久凍結」は、Twitterによる最も重い処罰。アカウントが閲覧対象から削除されるほか、違反者は新しいアカウントを作ることすらできなくなってしまう。

 一方TikTokのアカウントがBANされた場合は、「フォロー数・フォロワー数が0になる」「フォローしていた動画が見られない」「自分が投稿した動画が誰からも見られなくなる」などの状態に陥る。最近でいえば人気ロックバンド・GLAYがTikTokアカウント開設からわずか4日で、原因不明の停止処分を受けたことが記憶に新しいだろう。

 兎にも角にも“BAN”とは無縁のSNSライフを送りたいものだ。(フリーライター・井原亘)

「BAN」だけじゃない! 是非チェックしたいその他トレンドワード
・#接客業であったすごい客
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■Profile
井原亘

元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている

提供元・BCN+R

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