本格日本製ドレスウォッチの入門機を目指して開発。

設立6年目を迎えた日本製のウォッチメーカー「KARL-LEIMON(カルレイモン)」が、初の機械式モデル「CLASSIC38(クラシック38)」の一般販売を開始した。

KARL-LEIMON初の機械式モデル「CLASSIC38」

新たに登場した「CLASSIC38(クラシック38)」は、シンプルなデザインだからこそ、文字盤の質感、針とインデックスのバランスやパーツの仕上げにこだわった時計だ。

販売価格:67,100円(税込)〜

販売価格:67,100円(税込)〜

多面カットのアプライドインデックス、適度な厚みを備えたドーフィン針は丁寧なポリッシュ仕上げを施しており、文字盤背景には砂目調で立体的なアクセントと高級感を加えた。

特に注目したいのは文字盤の色。高級感を出すため、10回以上の試作を経て生まれた会心のカラーだ。

時計の精度を飛躍的に高めたムーブメントを搭載

クラシックな本格ドレスウォッチを求めて、同モデルにはケース直径38mm、厚さ8.8mmというサイズを採用。

ベゼルとケースは別体で成型して組み立てている。コストと手間がかかるが、別々に研磨を行うことで質感を高めたのもポイント。ミドルケースにはヘアライン仕上げ、ベゼルとケースバックにはポリッシュ仕上げを施して組み合わせることで、高級感を演出した。

素材はステンレススティール「316L」を採用。ステンレススティールは耐食性に優れているため、肌が敏感な人でも気軽に着用できる。

さらに、高性能時計の証である日本製ハイビートムーブメント「cal.9015」を採用。1時間に28,800回(1秒8回)振動することを意味するハイビートは、秒針の振り幅が小さいため時計の精度を飛躍的に高める。

今回のモデルに使われるMIYOTAの機械式ムーブメント「cal.9015」も、これまで薄型高性能の8振動ムーブメントとして世界的に人気を得てきたスイス製「ETA2824」の代替機として企画されたものだ。

「CLASSIC38」はその薄さを最大限に活かし、ドレスウオッチの基準である厚さ10mm内に留まらず、8mm台を実現。ケースバックは着用感と極限の薄さのために果敢にソリッドバックで仕上げた。

機械式モデルをもってクラウドファンディング募集総額は1億円を突破。多くの時計愛好家を魅了しそうだ。

(IKKI)