いつの時代も多くの者の羨望の的になっていた部位。それはきれいに割れた6パック。だが、その形や鍛え方は人それぞれ。ここでは美しさと逞しさを兼ね備えた腹筋を有する歴史に名を刻んだレジェンドたちを紹介します。
須江正尋
正直なところ、10数年前までは腹筋に対する思い入れはさほど強くはなかったのですが、あるときトレーニングと自分の身体について見つめ直したところ、腹筋群の弱さが浮き彫りになり克服すべき課題として厳然と突きつけられ、腹部の外見及び機能改善のため、課題を整理し解決のためのプログラムをデザインしました。最も重視しているのは①他部位のトレーニング時に、腹圧を適切な状態にコントロールできるようにする②個人的な特性として、前傾しやすい骨盤を適切な状態に保てるようにする、この2点です。これらを踏まえ、現在は外腹斜筋及び腹横筋をメインターゲットとしています。通常のトレーニング時に「息を吐く」ことを意識してはいますが、それは胸郭を下げるためであり、バキュームポーズとは逆の作用となります。また、バキュームポーズでは腹横筋以外の腹筋群の緊張を解かないとうまくできません。 1967年2月27日生まれ/161cm/ 70~74kg
(主な種目)
ハンギングレッグレイズ
ニートゥチェスト
ケーブルクランチ
プランク系エクササイズなど
※各20~30回程度×3~5セット。頻度は4~7日に1回(分割法により、全身を5分割とし「腹の日」を設けている。他部位と組み合わせることもある)。
取材・文:藤本かずまさ 写真:北岡一浩
提供元・FITNESS LOVE
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