いつの時代も多くの者の羨望の的になっていた部位。それはきれいに割れた6パック。だが、その形や鍛え方は人それぞれ。ここでは美しさと逞しさを兼ね備えた腹筋を有するトップフィジーカーたちを紹介します。

取材・文:藤本かずまさ 写真:Igor Kopcek and Jakub Csontos – EastLabsPhoto team.

寺島遼

トップフィジーク選手の腹筋鍛錬法【01:寺島遼】
(画像=2018・2019世界選手権、メンズフィジーク168㎝級 2連覇 寺島遼、『FITNESS LOVE』より 引用)

腹筋が割れているのを意識して、腹筋に力が入れられるようになったのは5歳くらいのころだと思います。実際にカットがすごく出るようになったのは高校生のときにサッカーのトレーニングの罰ゲームでクランチをやらされていたからだと思います。今の取り組みとしては、1回の食事量を多くしすぎず内臓に負担をかけないような量を摂取して、トレーニングでは腹圧をかけすぎないように胸郭を上げてフォームを安定させて行うようにしています。胸郭を上げてバランスを取ってトレーニングを行うので、レップ数は少なくても問題ありません。重量も重さは追いますが、あくまでフォームが崩れるような重さは持ちません。フォームが徹底して守れて、絶対に崩れないフォームで行います。仕上げるために行っていることは正直ありません。強いて言えば、減量期に腹筋の頻度を上げること、減量で絞り切ることです。1992年10月9日生まれ/167㎝/67~78kg

(主な種目)
クランチ 30回×3セット

提供元・FITNESS LOVE

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