最近、スマホを機種変更してもデータの移行は意外と簡単にできるようになっています。それでも面倒くさいのが「LINE」のトークの引き継ぎでしょう。下手をすると過去の履歴が消えてしまいます。しかし、2022年6月のアップデートでは、旧スマホさえあればQRコードを読み取るだけで簡単に引継げるようになりました。そこで今回は、iPhone同士でのLINEの引継ぎを、QRコードで行う方法を解説します。
スマホの機種変更で意外と面倒な「LINE」の乗り換え
スマホを機種変更するときは、各種設定やデータを移行するのが面倒でしたが、最近はAndroidならGoogleアカウント、iPhoneならiCloudを利用することで、機種変更時のデータ移行もスムーズに行えるようになっています。
このように、スマホの機種変更は以前に比べるとかなり楽になりました。それでも面倒くさいのが電話番号に紐づいている「LINE」のデータ移行です。
以前は、とくにトーク履歴のデータ移行が面倒でしたが、2022年6月にLINEアプリがアップデートされてからは、手元に旧スマホさえあればQRコードの読み取りで、スムーズにデータの移行ができるようになっているのです。

LINEを引き継ぐ前に確認すべきことは?
スマホの機種変更する場合に、LINEのデータ移行をQRコードを使って簡単に行う方法を紹介します。今回はiPhone同士での方法を紹介しますが、異なるOS間でもこの方法が利用可能となっています。
これは、旧スマホ側のLINEにQRコードを表示して、新スマホ側のLINEで読み取ることで、アカウントやトーク履歴を簡単に引き継げるというものです。
乗り換え作業をするには、まず旧スマホと新スマホの両方を手元に用意しておきます。また、この作業を行うときは、事前にLINEアプリを最新版にアップデートしておきましょう。とくに2022年6月以降にLINEアプリをアップデートしていない人は要注意です。
次に、スマホ本体のOSアップデートも実行しておきましょう。iOSの場合は「14」以降、Androidの場合は「7」以降でないとQRコードでの移行が利用できません。
バックアップをしていない、あるいは異なるOS間(iPhone→Android・Android→iPhone)の場合であっても、直近14日間のトーク履歴は引き継がれますが、それ以前の古いトーク履歴も残したい場合は、事前にトークをバックアップしておく必要があります。
■事前確認すること
【1】LINEアプリを最新版にアップデートしておく
【2】OSのバージョンを最新版にしておく
※iPhoneは「iOS 14」以上、Androidは「7」以上
【3】トークのバックアップを事前に実行しておく
■LINEアプリを最新版にアップデートする手順

■iPhoneのOSバージョンを確認する手順

■LINEのトーク履歴をバックアップする手順



