ウィングカラーシャツをご存じでしょうか。華やかな席で着用されることが多いシャツで、見たことはあるけど名前は知らなかったという方や自分用には持っていないという方も多いはずです。今回はウィングカラーシャツの特徴や着用マナー、コーディネートなどをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
ウィングカラーシャツとは
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ウィングカラーシャツは結婚式やパーティなどのフォーマルな場面で着用される機会の多いシャツです。襟全体が立ち上がっているため「立襟」や「襟高」などと言われることもあります。最大の特徴は襟の部分がウィングの名にちなんで、鳥の羽のように小さく折り返して着られる仕様になっていることです。
そのため華やかさがアップし、フォーマルな場面に最適なシャツなのです。襟の形が違うだけで普段仕事で着用するようなワイシャツとは全く異なる印象を与えます。結婚式ではタキシードを着る新郎が着用しますが、招待客が着用しても問題なく、むしろ格式の高い上品なイメージになります。
普通のワイシャツとは違い、襟部分がほとんど折り返されていないのでネクタイが固定されません。少しの動きで形が崩れてしまったり位置がずれてしまったりするでしょう。だらしない印象を与えないためにもウィングカラーシャツを購入するときは背テープがついているのか確認することが大切です。
背テープは襟の後ろに取り付けられており、ネクタイを通し締めると形が崩れるのを防いでくれます。フォーマルな場できちんとした着こなしをするには覚えておきたいポイントです。
ウィングカラーシャツの種類
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ウィングカラーシャツには3種類あります。イカ胸、ヒダ胸、プレーンの3種類です。それぞれシチュエーションに合わせて着るシャツを変えると、マナーの分かる男性の印象がつくでしょう。シャツの種類によってネクタイもバランスを合わせてデザインを考えると良いです。
種類①イカ胸
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イカ胸とは礼服用に作ったとされるウィングカラーシャツです。タキシードから見える胸の部分が強化されているのが特徴的です。これは芯地を入れ、糊で固めて作った胸当てで、イカのような形からイカ胸と呼ばれるようになりました。
種類②ヒダ胸
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ヒダ胸は胸部分に約1cmほどのプリーツが並んでいるシャツです。外に開くようなプリーツのついているシャツを見たことある方もいるのではないでしょうか。華やかさがあり、パーティや結婚式など着用するのに適しています。
種類③プレーン
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プレーンはスタンダードタイプです。襟の部分以外は普通のワイシャツと変わりません。特に装飾はないのですっきりとした印象に見えます。ウィングカラーシャツの特徴的な襟が映えるタイプとも言えるでしょう。
とはいえ一番使い勝手が良く、初めてウィングカラーシャツを購入する方におすすめです。プレーンな分、ネクタイでコーディネートに遊びを入れることもできます。