あったら便利なアイテム

ピンセットは小さい部品をつかむ際に重宝します。手先が不器用な著者にはマストアイテムです。ネジ山保護ゴムは、ネジ山が削れてしまうことを防ぐために使用します。小さいネジなどでは特に削れやすいので重宝します。100均で売っており正式名称はシリコーン伸びラップです。

リールの【ラインローラーのメンテナンス術】 釣り歴2~3年目が危険?ピンセット&ネジ山保護ゴム(提供:TSURINEWSライターTatsu_Yoshi)

ラインローラーメンテナンスの方法・手順

実際にメンテナンスをする際、注意しておいたほうがポイントなどを踏まえて手順を紹介していきます。

ラインローラーを分解する

ラインローラーを分解する際の注意点は、ネジがはずれた瞬間に部品が落下・紛失すること。ドライバーを握る反対の手の指でベールとラインローラーを支えながら外すのがポイントです。

リールの【ラインローラーのメンテナンス術】 釣り歴2~3年目が危険?ラインローラー分解(提供:TSURINEWSライターTatsu_Yoshi)

部品の解除順を写真で撮っておく

必ず、はずした順番どおりに部品を並べ写真撮影しましょう。戻す順番が分からなくなり、間違った組み立てを防げて安心です。

リールの【ラインローラーのメンテナンス術】 釣り歴2~3年目が危険?部品順番に並べる(提供:TSURINEWSライターTatsu_Yoshi)

パーツをクリーニング

最初に、キッチンペーパーや綿棒で各部品についた油汚れを除去。その後、部品を洗浄容器入れ、部品が浸るくらいパーツクリーナー液を噴射。じゃかじゃかと容器を振って汚れを落としていきます。ベアリングなどの重要部品は1分程度つけおきして入念に落とすといいでしょう。

リールの【ラインローラーのメンテナンス術】 釣り歴2~3年目が危険?パーツをクリーニング(提供:TSURINEWSライターTatsu_Yoshi)

グリースアップ

ベアリングはラインローラーの命となる部品。パーツクリーナーで必要な油分が落ちてしまっているので、ベアリングへのグリース注入は必ず行いましょう。

リールの【ラインローラーのメンテナンス術】 釣り歴2~3年目が危険?グリースアップ(提供:TSURINEWSライターTatsu_Yoshi)

順番通り部品をはめ込んでいく

最後の工程、順番通りに部品を組み立てていきます。万が一写真を撮り忘れて戻す順番がわからない場合は、メーカーのHPや同梱されている組み立て表を参照しましょう。

リールの【ラインローラーのメンテナンス術】 釣り歴2~3年目が危険?パーツ表(提供:TSURINEWSライターTatsu_Yoshi)

ラインローラーが回らない場合

メンテナンスしても正常にラインローラーが回らない場合は、ベアリングの交換が必要です。ベアリングは、各社HPで純正品を取り寄せるか、大手通販サイトで も型番が分かれば安価に購入もできます(安価版は適合サイズ等よく調べ自己責任にてご購入下さいませ)。

リールの【ラインローラーのメンテナンス術】 釣り歴2~3年目が危険?ベアリング(提供:TSURINEWSライターTatsu_Yoshi)