現代の流行の発信地のひとつであるSNSで流行った言葉を見ていくと、その月の出来事も見えてくるのではないだろうか。そこで今回は、SNSマネージャー流行語ランキング委員会が選定した、2022年7月~9月にSNSで流行した言葉ランキングを紹介。TikTokやTwitter、Instagram、YouTubeなどのSNSメディア利用者の間で話題となった出来事や人物などは何かについてみていこう。
1位は「ジャンボリミッキー」! ダンス動画が人気を集めた結果か
1位は「ジャンボリミッキー!」。人気テーマパーク、東京ディズニーランド&シーで楽しめるキッズダンスプログラム「ジャンボリミッキー!レッツ・ダンス!」が由来の言葉だ。YouTubeのディズニーリゾート公式チャンネルで、振り付け動画が配信されており、ダンスを覚えてから東京ディズニーランド&シーを訪れてプログラムを楽しむ人が多かったことから、注目が集まったといえるだろう。また、SNSではダンス動画も多く投稿され、TikTokで#ジャンボリミッキーのタグがついた動画は2.8億回も再生されるほど人気といわれている。
2位は、9月9日発売に任天堂から発売されたNintendo Switch用ゲームソフト「スプラトゥーン3」の略称である「スプラ3」。かねて発売を期待されていたゲームソフトなだけあり、その人気は発売直後にはスプラトゥーンをやるために会社を休むという「スプラ休暇」が、Twitterのトレンドに上がったことからもうかがえる。また、スプラトゥーン3から追加された新たな対戦ルール「トリカラバトル」もTwitterのトレンド入りを果たした。発売後も、スプラトゥーン3関連の言葉は頻繁に話題となっており、まだまだスプラトゥーン3の熱は冷めないだろう。
3位は、8月8日の「世界猫の日」がランクイン。世界猫の日はカナダに本部を構える動物愛護団体「国際動物福祉基金」が定めたもので、SNSでは#世界猫の日を付けた動画や画像が投稿された、といわれている。