ファミマ、「FAMIMA CAFÉ」の主力商品「ブレンドコーヒー」をリニューアル
2020年7月以降の累計販売数は7億杯を超えた(画像=『DCSオンライン』より 引用)

 ファミリーマートは、店内で抽出する「FAMIMA CAFÉ(ファミマカフェ)」の主力商品「ブレンドコーヒー」をリニューアルし、10月18日から全国のファミリーマート(沖縄県を除く)で発売した。

 深煎り豆の配合を増やすことで、「さらにコクを引き立たせた」という。ファミリマートでは、バリスタの世界大会で2016年に優勝した粕谷哲氏とファミマカフェを共同開発しており、ブレンドコーヒーは2020年7月以降、累計販売数が7億杯を超えている。

 リニューアル発売に先駆けてファミリーマートは、10月12日から14日まで東京ビックサイトで開催されたスペシャルティコーヒーのイベント「SCAJ2022」に出展。来場者を対象に試飲とアンケート調査を行ったところ、コーヒー通を自任する人のうち約9割が、価格(Sサイズで税込110円)以上の価値があると回答した。また、約8割が「ハンドドリップでいれたコーヒーと遜色ない」と答えたという。

 粕谷氏は、「今回のブレンドは、FAMIMA CAFÉのブレンドの特長である甘い香りやケニア豆の華やかな風味はそのままに、秋冬らしいコク深い味わいに仕上がりました」とコメントしている。

提供元・DCSオンライン

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