アニメの舞台にもなった日本有数の温泉街・四万温泉

温泉ざんまい! 「魅惑の温泉街」群馬県「四万温泉」での移住ライフを想像してみた!
(画像=『cazual』より 引用)

温泉好きの筆者が足しげく通った温泉街のひとつに、四万温泉(しまおんせん)があります。群馬県北部にある温泉地で、国民保養温泉地第一号にも指定された名湯であり、「四万の病を癒やす」霊泉として言い伝えがあるほど歴史の深い温泉でもあるのです。

また、お肌をつるつるにする「美人の湯」としても知られており、女性にはうれしい効果もあるといいます。

そんな名湯・四万温泉は、温泉街の一角がアニメの舞台になりさらに人気を高めました。非日常的な雰囲気が旅情を掻き立てます。

観光地としてとても魅力的な地域ですが、四万温泉を有する中之条町では移住支援も充実しています。

温泉好きにはたまらない温泉街周辺への移住。今回は、数ある温泉街の中でも、特に四万温泉がおすすめである理由を筆者目線でご紹介していきます。

おすすめ理由1:映画『千と千尋の神隠し』の舞台といわれる積善館

温泉ざんまい! 「魅惑の温泉街」群馬県「四万温泉」での移住ライフを想像してみた!
(画像=『cazual』より 引用)

四万温泉の中でも特に有名な温泉旅館があります。積善館という老舗旅館で、元禄7年(1694年)創業という重要文化財指定の貴重な宿です。

日本最古という湯宿建築も見ごたえ充分ですが、なんとこちら、映画『千と千尋の神隠し』の舞台になった宿でもあるのです。「慶雲橋」という赤い橋の先に見えるのは、映画で出てくる湯屋のような旅館。

昼間の外観ももちろん素敵ですが、日が落ち、宿に明かりが灯されるとそこはまさに「千と千尋の神隠し」の世界。映画ファンはもちろんのこと、日本独特のきらびやかさを感じさせるたたずまいには、胸が躍ってしまいます。

筆者は積善館に実際宿泊したことはないのですが、日帰り湯を利用したことがあります。積善館に一歩踏み込むと、そこは昭和の時代そのままの世界が広がっていました。木造立てでそれほど天井は高くなく、歩くたびにギシギシと床が軽くきしむような感覚があります。

歴史を踏みしめているかのような感覚。本館の「浪漫のトンネル」や山荘の「鏡の廊下」など、一度は足を運びたい名所が、積善館の中には凝縮されているのです。

歴史的建造物のオーラに圧巻されながら浴場の「元禄の湯」に行くと、これまでの純和風の面持ちからガラリと雰囲気が変わり、ロマネスク建築のおしゃれな大浴場にたどり着きます。無色透明で柔らかい肌触りのお湯はもちろん魅力的ですが、大浴場の建築も長時間眺め続けられる見ごたえがあります。

中之条町に移住することで、こんな素敵な温泉旅館に通うことも夢ではなくなるかもしれません。

おすすめ理由2:有名温泉旅館が軒を連ねる、贅沢な温泉街

温泉ざんまい! 「魅惑の温泉街」群馬県「四万温泉」での移住ライフを想像してみた!
(画像=『cazual』より 引用)

四万温泉には積善館の他にも魅力的な老舗旅館が軒を連ねています。日帰り温泉を受け付けている旅館も多くありますので、さまざまな温泉旅館を渡り歩き「はしご」することも楽しいかもしれません。

さらに、四万温泉では町営の公衆浴場もたくさんあり、400~500円といったお値段で名湯を楽しむことも可能。毎日のお風呂が名湯という贅沢。温泉好きにはたまらない環境なのです。

おすすめ理由3:昭和にタイムトリップしたかのようなレトロな街並み・落合通り

温泉ざんまい! 「魅惑の温泉街」群馬県「四万温泉」での移住ライフを想像してみた!
(画像=『cazual』より 引用)

四万温泉の街並みは、昭和の面影をそのままに残したレトロな風情が特徴です。温泉で温まった体で町を散策すると、町の喧騒とはかけ離れた、どこか懐かしい町並みに心癒されるはずです。

なかでも「落合通り」は、昭和レトロなお店が立ち並ぶ四万温泉の観光スポットのひとつ。スマートボールといった昭和の遊びが楽しめる、貴重な場所でもあります。デジタル技術が発展している現代において、アナログな遊びは新鮮に感じられるかもしれません。

おすすめ理由4:移住支援も充実

温泉ざんまい! 「魅惑の温泉街」群馬県「四万温泉」での移住ライフを想像してみた!
(画像=『cazual』より 引用)

中之条町では、支援施策も充実しています。子どもの医療費無料化・保育料の無償化といった子育て支援や、住宅支援、就業支援など、移住の際に資金面で負担になりそうな分野の支援が充実しています。

さらに、お試し住宅で移住体験も可能。暮らしのサポーターという、民間の移住アドバイザーのような方々とのコンタクトも推奨しています。移住で不安に思っていることが、支援施策で解決できるかもしれませんね。

中之条町への移住で贅沢な温泉ざんまい生活が叶うかも!?

温泉好きの筆者にとってみれば、ほぼ毎日四万温泉のような名湯に浸かれる日常は夢のまた夢です。群馬県ということで、東京在住の筆者にとっては、移住のハードルもあまり高く感じません。観光名所として四万温泉を愉しむことだけでなく、その地域で暮らすということも考えてみると、移住がよりわくわくしたものになるかもしれません。

写真提供/1、3、4、5枚目:四万温泉協会 アイキャッチ、2枚目:積善館

文/鈴木香里

【PROFILE/鈴木香里】

元テレビディレクター。現在は地方創生系、観光系の記事を中心に執筆するライターです。地域の魅力を発掘し、お伝えする記事を発信していきたいです。

提供元・cazual

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