信じられないような結果が出ました。
米国のインディアナ大学(Indiana University)で行われた研究によれば、性行為中に相手の首を絞めて窒息させる「首絞めプレイ」が異常なペースで若者たちの間で広がっており、調査の結果大学生の63%、大学院生の37%が1度は「首絞めプレイ」を経験していることが判明しました。
通常、特定の性的経験は年齢とともに上昇していく傾向にありますが「首絞めプレイ」では奇妙な逆転現象が起きていました。
研究者たちは逆転現象が起きている背景には、「首絞めプレイ」の急速な拡散がSNSなどを介して行われており、若い世代ほど強い影響を受けているからだと述べています。
しかしそもそも、なぜ米国の若者たちは「首絞めプレイ」に手を染めているのでしょうか?
その答えはどうやら窒息時に発生する「多幸感」にあるようです。
研究内容の詳細は『Archives of Sexual Behavior』にて掲載されています。
性行為中の「首絞めプレイ」を米国大学生の6割が経験していたと判明
性行為中に相手の首を絞めるプレイは、古くからその存在が知られてきました。
しかしここ数年、欧米において「首絞めプレイ」は若い世代を中心に異常な拡散をみせており、首絞め初体験の低年齢化も進行しています。
以前に行われた米国の大学生約5000人を対象にした調査では、女性の58%が性行為中の首絞めを経験しており、女性の4分の1は10~17歳の間に初の「首絞めプレイ」を経験したことが判明しています。
そこで今回、インディアナ大学の研究者たちは大学生や大学院生を対象に「首絞めプレイ」の実態を探ることにしました。
調査にあたっては2668人の大学生および1576人の大学院生(合計4254人)が集められ、首絞めプレイにかかわるさまざまな質問をアンケート形式で回答してもらいました。
結果、大学生の63%、大学院生の37%が既に「首絞めプレイ」を行ったことがあると解答。
またはじめて「首絞めプレイ」を体験した年齢を調査したところ平均年齢は19歳となっていました。
通常、特定の性的体験の経験率は年齢とともに上昇しますが「首絞めプレイ」はその逆の、若い世代ほど経験率が高くなっていました。
この逆転は「首絞めプレイ」がここ数年の間にSNSなど若い子供たちが接するメディア媒体を利用して、爆発的に拡大していることを示します。
では、なぜ米国の若者たちは「首絞めプレイ」に惹かれているのでしょうか?
どうやら答えの鍵は快楽や多幸感にあるようです。