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ビジネスカジュアルの注意ポイント
ビジネスカジュアルのコーディネート
ビジネスカジュアルの注意ポイント
もしも普段使っている私服がビジネスカジュアルのスタイルに近いのならば、それをそのまま取り入れるという考えもあるかもしれません。普段キレイめの服を多く使っているのなら、それも間違いではないでしょう。
しかし注意するべきポイントもあり、問題になりやすいのがジーンズの可否についてです。ダメージジーンズなどは流石に論外で、濃紺のものなら会社によっては問題ないとされるケースもあります。
しかし、ビジネスカジュアルはあくまでも取引先や来客といった外部の方と接する事を想定したスタイルです。特に営業などの職種の場合には、スラックスやチノパンなどの方が無難でしょう。
ボトムスだけではなく、ポロシャツを取り入れるか否かも意見が分かれる点です。夏場らな無地のものならOKとする会社もあるものの、基本的にはカジュアルさが目立つのでそこまで推奨されていません。
また、全体のカラーリングの面を考えても、真っ黒というコーディネートは避けるべきとされます。トップスもボトムスも黒だと、色の統一感はあるとしても見た目の印象が暗くなってしまいます。
私服のアイテムをビジネスに取り入れる、というのは冒頭で述べた通り決して間違いではありません。ですが、あくまで外部と接するビジネスカジュアルにマッチするか、という点をしっかり考えてください。
ビジネスカジュアルのコーディネート
私服のアイテムを取り入れるという選択肢もあるビジネスカジュアルは、これといった正解がないスタイルである以上どんな服装にすればよいか迷ってしまうのも珍しくありません。そこで、最後にビジネスカジュアルのコーディネート例をいくつかご紹介します。
コーディネート①セーター×チノパン
まずは、セーターとチノパンを合わせたコーディネートになります。夏場だとさすがにセーターやニットなどは暑いので選びにくいところですが、秋、冬場であればチノパンとの組み合わせが非常にマッチします。
セーター自体がビジネスカジュアルとのマッチ率も非常に高く、使い勝手が良いアイテムなので取り入れれば簡単に洒落た印象を付加させられます。深めの茶色や明るいブラウンなど、全体をダン色カラーでまとめるとより季節にもマッチするでしょう。
コーディネート②長袖シャツ×半袖Tシャツ×パンツ
続いては、長袖のシャツに半袖のTシャツ、そしてパンツを組み合わせたものです。この場合はジャケットを使用せずにネクタイを取り入れたスタイリングで、夏場であっても半袖にして成立します。
秋口になればカーディガンを取り入れたり、ネクタイはそのままにVネックのニットを着用するなど、季節が変わってもそのまま続けられるファッションです。ジャケットがなくとも、襟付きのシャツとネクタイの組み合わせで十分にビジネススタイルが出来上がるのです。
コーディネート③テーラージャケット×ポロシャツ×テーパードパンツ
最後に、テーラードジャケットとポロシャツ、そしてテーパードパンツのコーディネートです。このコーディネートだと、特にチャコールのカラーのジャケット、およびパンツを選択するのが推奨されています。
インナーには黒のスリムフィットシャツを取り入れる事で、落ち着いたモノトーンのコーデとなりカジュアルさを損なわずに大人の雰囲気を演出させられます。靴についても、黒のローファーなどで足元を引き締めるとより効果的です。