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阿寒湖温泉の魅力4:阿寒湖の源泉・ボッケは遊歩道の中に
阿寒湖温泉の魅力5:阿寒湖畔エコミュージアムセンターで情報チェック
阿寒湖温泉の魅力4:阿寒湖の源泉・ボッケは遊歩道の中に

阿寒湖観光船を下船したら、ぜひ阿寒湖の湖畔を散歩しましょう。港からボッケと呼ばれる温泉の源泉地域まで湖沿いに遊歩道が整備されています。緑に囲まれた木々の合間にときおり阿寒湖の姿が見え、運が良ければ湖の中に腰近くまで入って釣りをしている人の姿も見られます。

やがて遊歩道はボッケの前に来ました。ここはわずかに硫黄の香りがする場所で、土の中から休む間もなく空気が湧き出ており、大分別府の坊主地獄を思わせるような独特な雰囲気がします。

遊歩道は湖畔の他いくつかあります。ただ自然の森の中に通じているため、通行止めになっている場合もあるので注意しましょう。湖から離れた地域も両側に緑が続く道、心が癒されます。
阿寒湖温泉の魅力5:阿寒湖畔エコミュージアムセンターで情報チェック

遊歩道を歩いていくとやがて黄色っぽい建物が目に見えてきます。これは阿寒湖畔エコミュージアムセンター。ここは阿寒湖温泉を含めた阿寒摩周国立公園のうち、阿寒地域に特化した自然環境やマリモを展示している施設です。1999年に完成しました。

中に入ると様々な展示物があります。最も大きなスペースにあるのはアクティビティサロン。阿寒地域の自然をメインに展示していますが、同時にこの地域にかつて存在したアイヌ文化についての紹介もあります。展示物には生息している鳥や熊などのリアリティ溢れる剥製があり、また水槽ではマリモや地域に生息する魚の生体展示があります。

アクティビティサロンのほかにも、パソコンで情報を検索できるデーターベースサロンがあり、解説がついているので、事前にチェックしておきましょう。またインフォメーションサロンでは阿寒湖周辺の案内図や、タイムリーな情報が一望できます。
さらにレクチャールームでは企画展示がされており、阿寒カレンダーサロンでは阿寒湖の自然を映像でチェック。そのほか建物の裏の森に面して作られている憩いのサロンでは、暖炉と木彫りの動物が置いてあり、北海道の自然を体験できる場所。飲食可能なのも嬉しいところです。
阿寒湖畔エコミュージアムセンター
- 住所:北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉1-1-1
- TEL:0154-67-4100
- 営業時間:9:00~17:00
- 定休日:火曜日(祝祭日の場合は翌日)