胴長20cm含め追加

1匹キャッチしてほっとしたものの、後が続かない。ここからはイカの群れを探して移動、移動の繰り返しだ。移動するたびに1匹ずつ2匹を追加して次のポイントへ。

2.5号のエギを軽く投げてしっかり沈め、誘ってくるがアタリが出ない。岸に近くなってきたところで、パンパンパンパンパンと小魚が逃げるようなアクションで誘うと、エギを止めた瞬間大きくラインがたるんだ。バシッとアワせると心地よい重量感。ジェット噴射で抵抗するたびにロッドが絞り込まれる。少し足場が高いテトラの上で釣っていたので、ドラグを締めて巻けるところまでラインを巻き、ゆっくりと慎重に抜き上げる。「やったー!」胴長20cm。このサイズが出ると嬉しい。

最終釣果

しかしその後も連発がない。9月のうちはあれほど好調に釣れていたのに、この日はとにかくアタリが少ない。根掛しないことがわかっているポイントでしっかりボトムをとってから誘ったりもしたが、釣れることは釣れるがやはり続かない。あまりの不調ぶりに午後まで粘る気にはなれず、お昼で終了。最終釣果は12匹。

越前海岸のエギングでアオリイカ12匹 「足で稼ぐ」が数釣りの秘訣?新子アオリイカを12匹キャッチ(提供:TSURINEWSライター杉本敏隆)

釣るコツ

今回はランガンで移動するたびに1匹しか釣れなかったが、いい日には移動するたびに5匹、10匹と釣れまくることもある。コツは近いところからだんだんと遠くを狙うようにすることと、同じ立ち位置から正面、右、左と広く探ること。

エギングに風と波は大敵だ。できれば風が弱く、波の低い日を選んで釣行したい。私は釣行日予定日が近づいてくると、天気予報の風と波の予測を必ずチェックしている。条件がよくなければ釣行を諦める。仕事の休みとエギング日和が重なるとは限らない。穏やかな秋の1日、のんびりとエギングを楽しめる日は今シーズンあと何日あるのだろう。

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<杉本敏隆/TSURINEWSライター>

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