「THE NORTH FACE(ザ ノース フェイス)」が、JUNYA WATANABE MANのセカンドライン「eYe JUNYA WATANABE MAN(アイ ジュンヤ ワタナベ マン)」とコラボレーション。
環境問題に配慮した構造タンパク質「Brewed Protein(ブリュード・プロテイン)」を使用したフリース「The Earth Hoodie(ジ アース フーディー)」を10月21日(金)に発売する。販売は、東京・原宿のTHE NORTHE FACE STANDARD(ノース フェイス スタンダード)で行われる。
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「The Earth Hoodie (ジ・アース・フーディー)」93,500円(税込)
植物由来の新素材を使用したフリース「The Earth Hoodie」
THE NORTH FACEとeYe JUNYA WATANABE MANが、長らく協業してきた歴史を紐解きデザインされた同商品は、シンプルでミニマルなデザインが特長。
「The Earth Hoodie」という名前は、THE NORTH FACEを展開するゴールドウイン社と、Brewed Proteinを開発したSpiber(スパイバー)社の、最初の共同開発アイテム「MOON PARKA(ムーンパーカー)」とも呼応。宇宙に一つしかない「地球」の環境を考えるという意味と、月(MOON)への冒険を終えて地球に戻り、今度は地球の冒険をしたいという意味が込められている。
さらに「The」をつけることで唯一無二のものであることを強調した。
カシミヤ繊維にもなるBrewed Protein
植物由来のバイオマスを原材料に使用した微生物の発酵プロセスにより生産され、様々なアプリケーションへ活用できるSpiber社のBrewed Protein。Brewed Proteinポリマーを紡糸した繊維は、シルクのような光沢と繊細さを持つフィラメント糸、さらに上質でなめらかな肌触りのカシミヤや、嵩高性に優れたウールのような紡績糸にも加工することが可能だ。
この繊維の生産規模が拡大していくと、高級獣毛でありながら、様々な環境リスクを指摘されているカシミヤ繊維と比較し、温室効果ガスの排出量の大幅な縮小と土地や水の使用量の削減などが見込める。そのため、数多くの差し迫る環境課題やリスクに対する解決策の一つとして大きな期待が寄せられている。
軽量性、保温性に優れ、さらにコストパフォーマンスが高いフリースは、アウトドアからカジュアルまで秋冬には欠かせない存在だ。しかし多くのフリースには枯渇性資源である石油由来の化学繊維が使用されており、海洋生物をはじめとする生態系に悪影響を与えるといわれている。
ゴールドウイン社とSpiber社が共同開発したBrewed Proteinなら、地球環境に配慮した上で、おしゃれを楽しめそうである。
The Earth Hoodie
発売日:10月21日(金)
価格:93,500円(税込)
販売店舗:THE NORTHE FACE STANDARD
所在地:東京都渋谷区神宮前6-10-9 神宮前ビル
(akihiro takeji)