良型手中もマルアジ
しばらくラインメンディングをしたり、流すレンジを探しているとアタリ。強烈な引き込みでドラグが出る。ネットに入れるとアジ。よし!予想通りとほくそ笑んでいると……。アレ!?尾びれの前に小さい鰭?これマルアジやん!残念ながら検量対象外。しかしリリースしてポイントにプレッシャーをかける訳にいかないのでキープ。再度ポイントへフロートを打ち込む。
尺超えマアジをキャッチ!
時間とともに少し風が落ち着いた。多少メンディングも楽になったと思ったタイミングでティップにまでアタリが出た。リールを巻きながらアワせると確かな重量感。ドラグを鳴らしながら底に突っ込むような引き。間違いなくアジだが……。先ほどのマルアジではと不安がよぎる。
ネットに入れると堂々の尺超えのマアジ。よし!まずは一尾目!すぐに打ち返すと再びヒット!次も同サイズのマアジ。あと3匹でリミットメイクできる。しかし、再び風が吹き出し、レンジすらぼやけてしまった。
4匹でタイムオーバー
日没から時間がたつと浮いてくると予想して、今まで流していたレンジより少し上を意識して流すようにパターンをかえてみた。時間はまもなく20時30分。検量受付最終まで残り1時間ちょっと、このポイントから会場までの移動時間を考えるとあと30分が限界である。
するとサビキ釣りの人にアジが釣れ始めた。ウキから2本目くらいのハリに掛かっている。やっぱりレンジがかわっている。予想は当たっていた。フロートのカウント数を約2/3くらいにして攻めるとヒット。その後もう一尾追加して4匹で時間リミット。検量会場に急いだ。
検量へ
会場に帰るとライバルたちも次々に帰着していた。帰ってくる人々のクーラーにも大型のアジが……。これ厳しいんとちゃうかなぁ。と不安がよぎる中で検量へ。マアジ4匹をカゴに入れて検量係へ渡す。重量は、1070gで1kg越え。自身の公式記録では最大であるが、最後まで分からない。キッカーを採寸してもらうと32cmの尺アジであった。これで予選突破出来なければまだまだ自分が未熟である証拠。さぁ、結果待つか!
予選1位通過に驚き
22時前に全ての検量が終了したとアナウンスがあり、予選結果発表となった。予選は1位から順に読み上げられる。緊張の一瞬。「予選1位通過は1070g福岡さん」読み上げられた瞬間に「あれ?1位通過?」と一瞬キョトンとなってしまったが、最終結果ではぶっちぎりの1位通過で2位と約200g差での予選通過であった。
2位は以前から常勝しているSさん。彼とは「決勝で戦えたらいいね!」と話をしていた良きライバルでもある。しかし、本当の勝負はここから。決勝トーナメントへと続く。
![アジング淡路島大会予選で32cm尺超えアジ手中 まさかの1位通過に驚き](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/10/fb00f5983891be6b9965556eb32fc03a.jpg)
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<福岡崇史/TSURINEWSライター>
多賀の浜海水浴場