人が流されてきた!?

堤防フカセにおいても潮は欠かせない要素です。もちろん、潮に乗って様々なものが流されて来ます。漂流物が流される方向や速さで潮の動きを確認するなど、場合によっては情報源として活用することも。しかし、時折とんでもないものが流されて来てヒヤッとさせられます。

ある日、何事もなく堤防からフカセ釣りを楽しんでいたら遠目に何かが浮いているのが見えました。潮に乗って少しずつ近づいてきたので目を凝らしてみると…人のような形をしています。周囲の釣り人も流されてきたものを確認してまさか人が流されてきたのでは…?と緊張感に怖さが混じったような空気が漂っています。

さらに近づいてきたので恐る恐る正体を確認すると…何と、流れて来たのはマネキンの一部。ホッと一安心すると同時に、なぜマネキンが流されてきたのかとツッコみたくなるエピソードでした。

ヒットした魚に近づく黒い影

堤防フカセもエサ取りとの戦いを強いられる状況は多く、この日は中層のネンブツダイ(通称でキンギョとも)と底付近でベラが邪魔をしてきます。底付近で小さなベラが掛かったので回収してくると後ろから猛スピードで近づく黒い影が…。

驚いた筆者が急いで回収すると海中から顔を出したのはウミウ。どうやら手頃な獲物がいたと勘違いして追ってきたようですが、食べられてしまえば大変なことになっていました。

堤防フカセ釣りで本当にあった怖い話3選 ゾクゾクよりワクワクかも?
(画像=ベラを追いかける黒い影の正体は?(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)、『TSURINEWS』より引用)

正体不明のモンスター

冬場はエサ取りのアタリすら遠いことも多いフカセ釣り。さしエサもなかなか取られずに静かな時間が過ぎていきます。すると、突如としてタックルが海中に引きずり込まれそうになる強烈なアタリが来ました。慌てて応戦するもあえなくラインブレイク。堤防にも正体不明のモンスターが潜んでいるかもしれません。釣り人なら怖いというより、ワクワクしてしまう出来事かもしれませんね。

<杉本隼一/TSURINEWSライター>

提供元・TSURINEWS

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