風で波が立つとサイズアップ

潮が引いてくると、少し東からの風が吹き始めた。今までべたナギだったので、恵の風に思える。この浜は東寄りの風が吹くと波が立ってサイズアップが望める。大勢いた釣り師も少なくなり、入りたい場所に移動できた。

移動後の1投目は5色へ投入。沖にいい波が立っていたので前々から気になっていた場所だ。4.5色に入った所でキスのアタリ。居場所を探しながら仕掛けを引いていると、アタリが出ない距離があるようだ。

2色ほど残して回収すると、キスが7匹掛かってきた。思っていた通り、魚影は濃い気がする。2投目も5色へ投入して6連。風が出てきてサイズも少し大きくなったようだ。

最終釣果

午前11時半ごろにはキスが数珠つなぎで波打ち際から姿を見せた。連なるキスを数えると11連。久しぶりに数釣りの醍醐(だいご)味を味わうことができた。

その後も順調にキスを追加し、正午前に納竿した。釣果は20.5cm頭に108匹。3ケタの目標を達成することができて満足だ。

三重のサーフでのキス投げ釣りで本命108匹 波がある方が良型率高し?キスの数釣り満喫11連(提供:週刊つりニュース中部版APC・横山准司)

今回、思っていた以上に小型が多かった。ピンギスはいなかったが、昨年と比べると少し小さい。水温が異常に高いことで酸素濃度が低下し、良型は沖に出ていると推測する。今後水温が下がってくればサイズアップが期待できるだろう。

釣行する際は、天気予報をよく見て天気のいい日を狙うといい。涼しくなって釣り師も増えたので、事故のないよう一定の間隔を取ろう。天候不順も続いているので無理のない計画を立て、ゴミを持ち帰るなどのマナーを忘れずに釣行しよう。

三重のサーフでのキス投げ釣りで本命108匹 波がある方が良型率高し?著者の釣果(提供:週刊つりニュース中部版APC・横山准司)

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<週刊つりニュース中部版APC・横山准司/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
香良洲海岸
この記事は『週刊つりニュース中部版』2022年10月7日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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