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(画像=高島屋は10月7日、2023年2月期の連結営業利益が前期比6.2倍の255億円になりそうだと発表した。『DCSオンライン』より 引用)
高島屋は10月7日、2023年2月期の連結営業利益が前期比6.2倍の255億円になりそうだと発表した。従来予想を80億円上回る。感染症対策としての行動制限が緩和され、年間を通じて通常営業できる見込みであることから、売上と利益が伸びる。
売上高に当たる営業収益は4390億円と、従来予想を75億円上回る見通し。今期から「収益認識に関する会計基準」を適用するため単純比較できないが、従来の基準で比較すると13.1%の増収となる。
円安進行で海外グループ会社の売上、利益も押し上げられる。また、さいたま市にある駐車場の売却益47億円を第4四半期に計上するほか、繰延税金資産の積み増しなどにより、純利益は約3.7倍の200億円となる見通し。従来予想は100億円だった。
提供元・DCSオンライン
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