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丸山・堂平山 道中レポート
最後にわれわれを襲った悲劇とは・・・

丸山・堂平山 道中レポート

西武秩父線 芦ヶ久保駅を南に下りて、車道を左側に少し進んだところに「果樹園、県民の森」方面の坂がありますのでそこを登っていきます。このルート以外に車道を右に進むアプローチもありますが、前回そちらを行ったので今回は果樹園周りルートを取りました。

【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)

しばらく果樹園を見ながらアスファルトの坂を上ります。結構急坂です。この後の登山道よりもこの付近の方が急でした(笑)

ぐんぐん登っていきますので、じきに対面の山々がきれいに見えるようになります。

【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)

実は駅から登山道に入るまでの果樹園付近は案内板が少なく、わかりづらいです。いくつかのルート(周り道、近道)があるようですが、GPSで現在位置を確認しながら行くことをおすすめします。

【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)

奥武蔵の雄「武甲山」が見えてきます。武甲山は稜線が美しい山ですが、一面が掘削されて丸裸になり、痛々しい姿です。

【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)

露天風呂もある「民宿ふるさと」の坂を上ります。

【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)

芦ヶ久保駅から歩き始めて35分。ようやく登山道にたどり着きました。

【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)

丸山・県民の森方面へ進みます。ここから2.5km。

【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)

果樹園民家の門番ワンちゃんもわれわれを祝福してくれます。

【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)

では登山開始~。

【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)
【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)

このルートは道が広めで、さほどの急登もなく歩きやすい登山道です。

【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)

来た道を振り返ると・・・

【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)

どうです、いい感じでしょう?山登りはこの木漏れ陽の中を歩くのが気持ちいいんです。特に初夏~夏にかけ日差しが強い時期はこういう道は登山者にとってオアシスです。

【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)

歩き始めて1時間半。「県民の森」に到着です。この中に丸山展望台があります。

【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)

この山のいいところはトイレ、水道が「県民の森」に完備されているので安心なところです。こういう山頂はなかなかありません。特に女性に嬉しい点ですね。(トイレ、水道は「県民の森」内に複数個所あります。)

【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)
【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)

向こうにはこの後に行く堂平山が見えます。(鉄塔が見える山)あそこまで行きますよ~

【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)

さて駅から歩き始めて約2時間で丸山山頂の展望台に到着です。(標高960m)

【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)

展望台から見える風景がこちらです。

【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)
【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)

では約360度ぐるっと動画でご覧ください。

昼食にはまだ早いので、堂平山に向かいます。丸山から大野峠、白石峠といったん下っていきます。

【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)

途中、車道を横切ってまた山道に入るということを繰り返します。これが山登りとしては少々興ざめですが・・・(笑)

【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)

西武線エリアから東武線エリアに出ます。東秩父村の白石峠(しろいしとうげ)です。

【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)

こちらには土日限定で白石峠名物の「やっちん茶屋」が出ています。冷たい飲み物やアイスが良心価格で売っています。この辺りはサイクリストの集まる場所でもあるので、いつも休息をとる人たちで賑わっています。

【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)

ひと汗かいた後のガリガリくん(100円)最高です!

【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)

小休止後、今日ふたつめのピーク堂平山へ向かいます。ここも車道と並行していて、山の風情が・・・しかたありませんが(笑)

【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)

途中、東京大学地震研究所堂平観測点がありましたが、やっている感じではありませんでした。。。

【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)

白石峠から50分弱で堂平山山頂に到着です。この山頂が見えてくる直前の景色が個人的に大好きです。

【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)

堂平山登頂!(標高876m)ここの天文ドームには食堂も併設されているんですよ(この日は休業中。7月より再開予定)

【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)

お約束の記念撮影。

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(画像=『たびこふれ』より引用)

堂平山はパラグライダーができるんです。

【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)

この奇跡的な梅雨の晴れ間に多くのパラグライダー愛好者が集まっていました。われわれも空を飛ぶ彼らを見ながらランチ休憩です。

【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)

お腹も心もくちて満足した気分で下山します。

【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)

堂平山から白石車庫バス停までは約1時間です。

【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)

途中、鮮やかな紫陽花が咲いていました。

【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)

白石車庫バス停到14:40着。次のバスは15:10なので余裕です。ここで時間があればいつも立ち寄るのが「食堂やまびこ」です。ここは手打ちそば(うどん)やてんぷらを出してくれ、お酒も飲めるところで、白い三角巾をした地元のお母さんたちがやさしく接してくれる下山で疲れた者にはオアシスのような超昭和的空間なのです。

【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)

「んんん?」

「がーん、休みかぁ!土曜日なのに・・・」

最後にわれわれを襲った悲劇とは・・・

下山後の一杯を楽しみにしていたわれわれに追い打ちをかけたのはこれだけではありませんでした。

「まぁ休みなのはしかたない、トイレ行ってバスを待つことにしよう、ええと、バスは15:10発でよかったよな・・・」

【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)

「な、なぬ!運休~っ!」「マ、マジか・・・(泣)」ここから東武東上線の小川町(おがわまち)駅まではバスで40~50分かかります。「しかたない、タクシー呼ぶか・・・」

【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)

「ん?ちょっと待てよ。皆谷(かいや)まではバスが来てるな。皆谷までバス停の数は・・・7個か、歩けなくはないな。」「皆谷バス停を・・・15:18発か、次は16:10発、んにゃんにゃ、絶対15:18発に間に合わせなければ!」ロートル軍団5人組は最後の力を振り絞り、歩き始めます。まるでテレビ東京の「路線バスの旅」の蛭子さんや太川さんのようにひたすら小走りで進みます。

【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)

なんとか間に合った!発車1分前。みんな青息吐息。「会いたかったぜ、イーグルバス!」

【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)

こうして無事、東武東上線 小川町駅に到着しました。この後われわれはコンビニで燃料をチャージし、同じく東武東上線 上板橋の名銭湯「アクアセゾン」で汗を流し、上板橋の「お多幸支店」で反省会を兼ねた打ち上げに突入し、しあわせな休日を終えたのでした。

【奥武蔵で眺望の良い山】丸山・堂平山を縦走。最後に襲った悲劇とは・・・
(画像=『たびこふれ』より引用)