
(画像=コーナン商事は2023年2月期の通期予想を下方修正すると発表した。、『DCSオンライン』より引用)
コーナン商事は2023年2月期の通期予想を下方修正すると発表した。
それによると、営業収益は期首始めの予想から117億円下振れする4360億円、営業利益は47億円下振れする213億円となりそうだ。要因として、外出制限がなくなり行楽地や旅行などに客足が向き、客数が減少したこと、上期実績が当初計画よりも伸び悩んだこと、円安・原材料費の⾼騰による輸⼊コスト増加の傾向が続きそうなことをあげている。
なお同社は今期から「収益認識に関する会計基準」を適用しているが、前期も同基準を適用したと仮定した増減率は、営業収益は1.2%増、営業利益は17.6%減となる。期首始めには営業収益3.9%増、営業利益0.6%増だったので、一転して減益予想となった。
なお、23年2月期上半期の業績は、営業収益は2222億円、営業利益は134億円だった。
提供元・DCSオンライン
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