名高いクリエイティブディレクター兼スタイリストのKarl Templer(カール・テンプラー)とZARAのデザインチームが共同制作したZARA Studio Collectionが、公式オンラインショップと国内店舗で販売されている。
ZARA独自の方向性を示す的確なデザイン、上質な素材、極上のクラフトマンシップをもって表現している最新コレクションを、「時代遅れの文脈から解き放たれたコレクション」と言い表す理由とは。
現代の衣服の原型をすべて取り入れたコレクション
魅力的な26人の若手モデルが身に纏い、世界で最もアーティスティックなイメージメイキングを展開し続けるSteven Meisel(スティーブン・マイゼル)が画像を、Fabien Baron(ファビエン・バロン)が映像を手掛けているZARA Studio Collection。
同コレクションは、モダンとクラシカル、フェミニンとマスキュリン、表面上と奥深さなど、両極端な要素を探求することによって生み出された調和を基調としている。
その結果、メンズ、レディースともに、普遍的に着用でき、かつ着る人の個性やアイデンティティを伝える強力なプリズムのように機能する優れたコレクションが誕生した。
このコレクションは、マリンウェアからスポーツウェア、テーラリング、イブニングに至るまで、基本的な現代の衣服の原型をすべて取り入れ、2022年以降に向けてその機能を再活用することを目的としている。
コレクションのアイテムは、ミニマルで直線的なプリントを排除し、不要な装飾も取り除き、ボタンやジッパーはカバーされているが、その代わりに、ニュートラルな色調、ニットや特殊加工ウールの風合いなど、ファブリックや素材によって視覚的な深みをプラスしている。
着る人や場所を選ばないコレクションを楽しもう
このように時代遅れの文脈から解き放たれたZARA Studio Collectionは、その時々の場面に合わせるというより、着る人の気分に合わせて着用することを意図して作られている。
ソフトで流れるようなテーラリングや、ミニマルなスポーツウェアは、本来の機能を超えて、個人の表現の見本となるもので、パンツはフルレングスのボックスプリーツで流れやボリュームを表現。ニットウェアは自由な動きを妨げないよう首元や裾で切り替えしのデザインになっている。
一見シンプルでありながら、本質的に洗練された同コレクションは、最高のエレガンスと比類のない実用性を兼ね備え、着る人や場所を選ばないコレクションとして誕生した。
Zara Studio Collectionのメンズは、新宿店、銀座店、池袋店、福岡天神西通り店、大阪心斎橋筋店、名古屋店、イオンレイクタウン店で購入できる。
典型的なボリュームを穏やかに増幅させ、構築的特徴を和らげることで新たなデザイン表現が達成されたZara Studio Collection。新鮮なシルエットや着こなしは、大人のおしゃれ心を刺激する。
(MK)