江ノ電のんびり沿線さんぽ♪江ノ電の魅力にせまります!藤沢―鎌倉間のわずか10kmほどの距離にもかかわらず何がこれほどまでに人々を惹きつけるのでしょうか?江ノ電の魅力とともに見どころをご紹介いたします。
目次
50年前からずっと現役!江ノ電を代表するレトロ車両
関東の駅100選の絶景駅!
50年前からずっと現役!江ノ電を代表するレトロ車両
江ノ電の魅力は古き良き景観をずっと守りつづけているからではないでしょうか。江ノ電は50年前の車両が今でも現役で走っています。廃車が進み残り1編成となってしまいましたが現在、唯一活躍する車両が305-355編成。なんといっても床が木製!江ノ電といえば、やっぱりコレですね!

かつては1両(単車)だったことから『タンコロ』という愛称で親しまれていました。もっとも古い108号車は現在でも自走可能なんだとか!現在は極楽寺の車庫に保存され、毎年行われている『タンコロまつり』で一般公開されます。江ノ電を語る上では外せない!と、いうワケで『タンコロまつり』に行ってきました!




今では多くの観光客が乗車するため2両・4両編成になっていますが、かつての名残が感じられるのが腰越駅。腰越駅はホームが短く、4両編成の1両だけホームからはみ出して停車してしまいます。(※4両編成に乗車し、腰越駅で降りる際はご注意ください。)

関東の駅100選の絶景駅!
わずか10kmほどの距離でなんと関東の駅100選に選ばれた駅が2駅もあります!ひとつめは「鎌倉高校前駅」!一面に広がる海と江ノ電、遠くにのぞむ江の島が絵になりますね♪

鎌倉高校前駅近くの踏切はアニメで取りあげられたこともあり、国内のみならず、海外から訪れる方が多く人気の撮影ポイントです。


鎌倉高校駅からのぞむ江の島♪夕暮れ時は・・・幻想的ですね!

ふたつめはドラマのロケ地になることが多い「極楽寺駅」!昔ながらの駅って感じです♪


近くには駅名にもなっている「極楽寺」や紫陽花の名所「成就院」など見どころもありますが、江ノ電のおすすめポイントは隧道!

江ノ島電鉄が創業した明治40年(1907年)に建設されたもので、極楽寺駅側にある極楽洞は煉瓦造りになっており、極楽寺駅~長谷駅間にある江ノ島電鉄唯一のトンネル!1907年の完成・開通以来大きな改造はされておりません!桜橋から見下ろす景観が素晴らしい!


御霊神社の線路沿いに咲く紫陽花は大変美しく、梅雨の時期になると紫陽花と江ノ電を写真におさめようと多くの観光客が途中下車して写真撮影しています!御霊神社を避けるためカーブがかかった線路が良いアングルになっています。
