キャンプにおける醍醐味は色々とありますが、その中の1つに薪や炭を使っての焚き火があります。基本的には割って使用する事が多い中、薪をそのまま使える焚き火台もあります。本記事では、キャンプで使える薪割が不要のお勧め焚火台についてご紹介していきます。
目次
薪をそのまま使える焚き火台とは
薪をそのまま使える焚き火台の選び方
薪をそのまま使える焚き火台とは
通常焚火台と言えば、割った状態の薪を使用して行うのが基本です。特にツーリングキャンプであったり、バックパックキャンプといったように積載量が限られている中で行う場合、出来る限り焚火台もコンパクトなものを要求するようになります。
ですがコンパクトな焚き火台というのは、サイズがコンパクトになっている分、薪も割って使う必要があります。そういった時に便利なのが薪を割らずに使える焚き火台で、文字通り割るという工程を経ずに薪だけを用意して焚き火が出来るのです。
薪をそのまま使える焚き火台の選び方
折角焚火を楽しむのなら、大きな薪を燃やして豪快に楽しみたい、といった方には、特にそのまま薪を使える焚火台は魅力的でしょう。それでは、手間をかけることなく焚火を楽しむため、薪をダイレクトに使える焚火台の選び方をご紹介します。
選び方①火床が囲まれてない
まず、火床が囲まれていないかどうかについてです。もしグリルタイプのように火床が囲まれているタイプの焚火台だと、火床の横から薪を出す事が出来ず薪の長さよりも大きな火床を用意する必要が出てきます。
その点、メッシュタイプに代表されるような火床を囲まれていないタイプの焚火台だと、横から薪の端を出した状態で使えます。その為、火床が薪よりも小さかったとしても問題なく使えるのです。薪をそのまま使うなら、火床が囲まれていない事は必須と言えるでしょう。
選び方②軽量・コンパクト
続いて、本体が軽量、コンパクトであるかどうかです。市販されている薪をそのまま使用できるような焚火台というのは、得てして本体の重量が重いというイメージが持たれがちで、キャンプというアウトドアにおいては携帯性に欠ける印象があるかもしれません。
ですが、火床が広いものであっても軽量に設計されている焚火台は意外とあるものです。どこにでも持ち運べる程度の軽量な焚火台であれば、キャンプスタイルが変化しても柔軟に対応して焚き火を楽しめるでしょう。
もしソロキャンプやツーリングキャンプといったように、積載量に限界がある形で行う場合には猶更重要です。公共交通機関を使用するような形態でキャンプを行うといった場合でも、焚き火台に限らず荷物のコンパクトさは最優先されるでしょう。
選び方③収納・組み立てがしやすい
もう1つは、焚き火台本体の収納や組み立てがしやすく、素早く展開と収納が行えるかどうかという点です。先に挙げた軽量さでは、ソロなら0.5㎏以下、2人から3人用ならば1㎏以下といったような重さの目安がありました。
しかし、どれだけ本体が軽かったとしても組み立てなどに時間がかかっていてはとても便利とは言えません。その為、広げるだけ、載せるだけですぐに焚火台として使える様なものを最初から選択するのも大切です。
そういった製品というのは往々にしてパーツが少なく、薪をそのまま使っても大丈夫なのかと不安になりそうですが、メッシュの火床などが採用されておりしっかりと計算され、設計しているので、問題なく使用できます。